続き
前回 デュピクセント について書きましたがここ数年いろいろなお薬が出ています。
新薬ラッシュの背景には病態理解の進展があり、新薬のほとんどは2型炎症反応(主にTh2細胞による炎症)を抑える作用を持っています。Th2細胞は、インターロイキン-4(IL-4)やIL-13、IL-31といったTh2サイトカインを産生するヘルパーT細胞の一種。アトピー性皮膚炎の病変部位にはTh2サイトカインを産生する細胞が多く集まり、過剰な炎症を引き起こします。
飲み薬もあり使い分ける必要があります ただし症状改善あれば患者さんその家族の笑顔を見ることができます。他施設に紹介もできますので気軽にお声ください。