麻疹

最近ニュースで麻疹の感染が報じられています。麻疹って風邪じゃないの?と思うかもしれません。自分が研修医だった20年前ごろには外来で見られていました。 麻疹の怖さは合併症にあります。 外来に呼ばれ患者さんの麻疹の所見を説明されたのですがその患者さんが翌日脳炎で搬送されて来たり、別の患者さんは肺炎で呼吸器管理になったり印象に残ってます。感染した人すべてがそうなるわけではないですが。。。

問題はワクチンを受ける前の1歳より前の児になります。生後半年は母の抗体が移行されており抗体があるとされてます。半年から任意で接種できますが、まずは周囲の感染状況を確認して、さらに人ごみに立ち入らないことです。麻疹はインフルエンザの10倍以上感染力あり空気感染もありますので密閉空間は注意が必要です。また家族感染もほぼ必発するので両親がかからないようにすることが必要です。

麻疹ワクチンが定期接種になってから1978年から2006年ごろまでは1回接種でした。1回接種の場合不十分である可能性があります。(2000年以降に生まれた方は2回接種に変わっています) ワクチンの効果も人によりさまざまで10年以上経てば抗体が減っている可能性もあります。流行が身近なものになるなら抗体検査をするかワクチンを接種して備える必要があります。

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