小児科

偏食外来パンフレット

乳児健診をしていてちょっと発達の気になる子など、また発達を心配される親御さんがいらっしゃいます。紹介状をかいても予約が一杯ですぐ受診できなかったりすることもあります。何らかのアドバイスができればと考えています。また、言葉が遅いときゃタッチが遅いときなど「こういうふうにしたらいいんじゃない」お話ししています。そういったことやこの間の講習で学んだことを覚書のように何回か分けてまとめていきます。

離乳食のこと、遊び食べてしまう 子供の食事が進まないなどのお話もよく聞かれます。神奈川県立こども医療センター 偏食外来パンフレットが参考になります、3歳までの児が対象になります。ポジティブな行動に注目して、ネガティブな行動に反応しない 悪循環に陥らないようにするペアレントトレーニングに通じるものですね そのほか食事の時間、食事の空間に着目したり、また具体的なアドバイスなど3段階に分けてパンフレットがあります。

股関節脱臼について

昨日勉強会に行ってきました。「乳幼児健診を中心とする小児科医のための研修会PARTⅢ」いろいろあるのですが赤ちゃんの股関節脱臼について勉強してきました。先天性と名前がつくことがありますが出生時に脱臼している例は少なく後天性の要因で影響を受けることがあります。脱臼を放置すると歩行に影響が及ぶことがあり6か月までに発見することが必要です。足やお尻のしわが左右非対称、股関節が固い、足の長さが違うなど所見があります。

赤ちゃんの脚は、M字の形(カエルの脚のかっこう)に開いているのが自然な状態、おむつや衣服による締め付けや不自然な抱き方などで「脚がまっすぐ伸びた状態」になることが脱臼の要因になります ①向きぐせがある②女児③家族に股関節が悪い人がいる④逆子で生まれた⑤寒い地域や寒い時期に生まれた(厚めの衣服や布団によって脚を伸ばした状態になりがちなため)これらのうち複数個当てはまる場合は注意です。

きついおむつは避けること、抱き方は「コアラ抱っこ」(M字の形に脚を開いた状態で赤ちゃんが親の胸にしがみつく格好)など予防になります。向き癖がある場合は横抱きなどいつもと違う向きにする、寝るとき いつも向く方向を壁側にしてみる 母親の位置を変えるなど 以下のサイトも参考になります。

http://shirumirumamoru.info/sickness/video02.html

麻疹

埼玉県(草加)で麻疹の報告があったようですが沖縄のものとは違いタイからの持ち込みのようです。
4月23日バンコク(TG676便)→15時30分成田着(バンコク出発時に発熱あり)同日、静岡県に移動
4月24日京都→4月26日草加 4月27日草加市内の医療機関を受診 診断を受ける
※当該患者は、国内の移動には、公共交通機関を利用せず、自家用車を使用していました。

麻疹はひきはじめはカタル期と言って風邪と同じ症状、最初から発疹は出ないので鑑別は困難です。合併症で命の危険もあります。インフルエンザより10倍感染力が強いウィルス。空気感染もします。厄介なんです。ワクチンが必要となる病気です。普段からの備えも重要かもしれません。

0歳のMRワクチン

最近1歳前に麻疹風疹の予防接種をしたいという問い合わせが増えています。沖縄では6か月以上の子に助成がつき接種を勧めてます。感染した方が首都圏を通過したという情報もあり流行が来るか心配されるところですが現在は首都圏の情報はありません。以前熊谷で発生と報道がありましたが続報はないし今回の流行とは別のものと思います。ご心配な方や沖縄に行かれる方など6か月を過ぎていれば接種します。ただしMRはワクチン接種後に1週間くらいして発疹発熱が出ることがあるのでお早めに接種してください。
またワクチンを1歳未満で接種した際には、残存する移行抗体(胎盤を通じて胎児に与えられた抗体)の影響でワクチンの効果が十分に発揮されないおそれがあるので、通常の定期接種のスケジュールでも接種を受ける必要があります。また公費では1歳前は接種できないので注意してください。

http://www.pref.okinawa.jp/…/ke…/press/kankou_qa_180413.html

麻疹

熊谷保健所の管内で20~30代の男性3人が麻疹(はしか)を発症したとの届け出があったそうです。今回感染が確認された3人はいずれも渡航歴はないようです。はしかは1週間くらい続く2相性の発熱(熱がいったん下がるが再び上がる) 風邪症状 癒合性の発疹(熱が再び上がった時に出現する) 奥歯の近くの白い発疹(koplik)など特徴があります。脳炎や肺炎、合併症によっては命の危険もあります。MRワクチン接種前の児は注意してください。

http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/02/28/05_.html

花粉症の検査

「鼻水が止まらない。うちの子花粉症ではないですか?」と言われることが多くあります。侵襲が少ない(指先から採血をする)簡易的な検査キットがあります。イムノキャップといいます。開院時より導入しています。ダニやイヌネコ、秋の花粉の検査も同時にできます。
調べてみると2,3歳の児でも陽性になることがあります。(さすがに1歳の方が陽性になったのは見たことはないですが)また花粉症と思われていた子で反応が見られないこともあります。
スギ花粉の量が最近増加傾向にあること、 また空気の乾燥や外気温の変化、刺激物質(タバコなど)も要因と言われています。 アレルギー気になる方にはおすすめしています。

インフルエンザB 隠れインフル?

現在インフルエンザB型が外来でよく見られます。発熱早期で検査をしても陽性にならないことがあります。その比率はA型よりも多いといわれています。先週金曜日発熱6から8時間くらい経っているインフルエンザ陰性の子供10人くらい「翌日も発熱が続くなら来院して」と伝え土曜に来てもらったら全員陽性でした。時間と症状が大事になります。

また今テレビで「隠れインフル」熱がないのにインフルのことがあるから注意してとのことです。インフルエンザBは熱が上下するし症状もあまり出ないことがあります。熱がなく症状の出ない人もほかの人にうつるので流行する、これは仕方のないことと思います。熱がない人全員に検査することはできません。それでも検査を希望される方はやはり症状と時間経過が検査を行うにあたり大事になると思います。

1月15日(月)は休診です

1月15日(月)は内科小児科とも休診になります。月曜日と土曜日は休診にしないようにしていたんですが。注射の予約の方も別の日にずれていただきます。ご迷惑をおかけいたします。

かわごえこども心臓セミナー

こども心臓セミナー、院長の恩師が企画しています。来年度のお知らせです。
講義も含めて充実の二時間のプログラム 四つの体験ができます 1.超音波で心臓の動きを観察しよう2.心臓立体模型で立体イメージをつかもう 3.AEDを触ってみよう 4.人形に心臓マッサージ(胸骨圧迫)をやってみよう 心臓や命、医学、生命科学などに興味のあるお子様のご参加をお待ちしております。

2018年3月10日(土)14:30~16:30 埼玉医科大学総合医療センター5F 大講堂

お子様32名まで (定員になり次第、締め切らせていただきます。) 小学4年生から中学3年生(同伴を希望される場合は、保護者1名様までご入場いただくことができます。

 

 

インフルエンザAとB

インフルエンザが外来でも出ています。AとBが同じくらい出ています。高熱でぐったりというのがインフルエンザのイメージですがA型で当てはまります。B型は高熱も出ないことがあり比較的元気です。咳がひどくなったり胃腸炎の症状が出ることがあります。熱も前後します。朝熱が下がっても油断しないで経過を見てください。発熱48時間たつと抗インフルエンザ薬の効果がなくなるといわれますが熱が下がらなくても慌てず咳など全身状態を見てください。

AとBはBのほうが陽性に出ないことがあります。よって正しい検査をする場合は熱が出てから8時間をあけて検査をすることをお勧めいたします。発熱が出ても慌てず全身状態をみてください。家族や兄弟例など場合は検査せずお薬を出す場合もあります。