小児科

麻疹

熊谷保健所の管内で20~30代の男性3人が麻疹(はしか)を発症したとの届け出があったそうです。今回感染が確認された3人はいずれも渡航歴はないようです。はしかは1週間くらい続く2相性の発熱(熱がいったん下がるが再び上がる) 風邪症状 癒合性の発疹(熱が再び上がった時に出現する) 奥歯の近くの白い発疹(koplik)など特徴があります。脳炎や肺炎、合併症によっては命の危険もあります。MRワクチン接種前の児は注意してください。

http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/02/28/05_.html

花粉症の検査

「鼻水が止まらない。うちの子花粉症ではないですか?」と言われることが多くあります。侵襲が少ない(指先から採血をする)簡易的な検査キットがあります。イムノキャップといいます。開院時より導入しています。ダニやイヌネコ、秋の花粉の検査も同時にできます。
調べてみると2,3歳の児でも陽性になることがあります。(さすがに1歳の方が陽性になったのは見たことはないですが)また花粉症と思われていた子で反応が見られないこともあります。
スギ花粉の量が最近増加傾向にあること、 また空気の乾燥や外気温の変化、刺激物質(タバコなど)も要因と言われています。 アレルギー気になる方にはおすすめしています。

インフルエンザB 隠れインフル?

現在インフルエンザB型が外来でよく見られます。発熱早期で検査をしても陽性にならないことがあります。その比率はA型よりも多いといわれています。先週金曜日発熱6から8時間くらい経っているインフルエンザ陰性の子供10人くらい「翌日も発熱が続くなら来院して」と伝え土曜に来てもらったら全員陽性でした。時間と症状が大事になります。

また今テレビで「隠れインフル」熱がないのにインフルのことがあるから注意してとのことです。インフルエンザBは熱が上下するし症状もあまり出ないことがあります。熱がなく症状の出ない人もほかの人にうつるので流行する、これは仕方のないことと思います。熱がない人全員に検査することはできません。それでも検査を希望される方はやはり症状と時間経過が検査を行うにあたり大事になると思います。

1月15日(月)は休診です

1月15日(月)は内科小児科とも休診になります。月曜日と土曜日は休診にしないようにしていたんですが。注射の予約の方も別の日にずれていただきます。ご迷惑をおかけいたします。

かわごえこども心臓セミナー

こども心臓セミナー、院長の恩師が企画しています。来年度のお知らせです。
講義も含めて充実の二時間のプログラム 四つの体験ができます 1.超音波で心臓の動きを観察しよう2.心臓立体模型で立体イメージをつかもう 3.AEDを触ってみよう 4.人形に心臓マッサージ(胸骨圧迫)をやってみよう 心臓や命、医学、生命科学などに興味のあるお子様のご参加をお待ちしております。

2018年3月10日(土)14:30~16:30 埼玉医科大学総合医療センター5F 大講堂

お子様32名まで (定員になり次第、締め切らせていただきます。) 小学4年生から中学3年生(同伴を希望される場合は、保護者1名様までご入場いただくことができます。

 

 

インフルエンザAとB

インフルエンザが外来でも出ています。AとBが同じくらい出ています。高熱でぐったりというのがインフルエンザのイメージですがA型で当てはまります。B型は高熱も出ないことがあり比較的元気です。咳がひどくなったり胃腸炎の症状が出ることがあります。熱も前後します。朝熱が下がっても油断しないで経過を見てください。発熱48時間たつと抗インフルエンザ薬の効果がなくなるといわれますが熱が下がらなくても慌てず咳など全身状態を見てください。

AとBはBのほうが陽性に出ないことがあります。よって正しい検査をする場合は熱が出てから8時間をあけて検査をすることをお勧めいたします。発熱が出ても慌てず全身状態をみてください。家族や兄弟例など場合は検査せずお薬を出す場合もあります。

事故予防

乳幼児のおもちゃ誤飲 の記事です。当院でもいつも乳児健診の際にお話ししています。後かたずけをきちんとして整理整頓をすることが予防になりますがなかなか小さいお子様がいると難しいですよね。大体の場合は下から出るのを待ちましょうとお話ししますがボタン電池と大人のお薬は要注意です。

球体のおもちゃ、豆類などは気道誤嚥も注意ですね。

http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20171120/k10011229871000.html

>>飲み込んでしまったものはビー玉やおはじき、食べ物の形をしたおもちゃなどさまざまで、消費者事故調がシミュレーションしたところ、球体に近いものの場合、直径6ミリ程度でも乳幼児の気道などを塞ぐ危険性が高いことがわかったということです。

>>特に事故が多いのは2センチまでの大きさのもので、兄や姉のおもちゃを口に入れてしまうケースも目立っていることから、消費者事故調の宇賀克也委員長は「上の子のおもちゃを下の子の手が届かない場所に置くなど、子どもの口に入る大きさのものの管理には十分に注意してほしい」と話しています。

勉強会

このあいだ地域の先生の集まり 勉強会がありました。
杏雲堂病院の薬剤師の大谷先生のお話です。要点を少しまとめます

・ナウゼリン(ドンペリドン) 錠剤のほうがODや坐薬より最高血中濃度到達時間(Tmax)が早い つまり早く効く アンヒバ(アセトアミノフェン)も同様。室温で保存できるものは溶けにくいものが多いから。
・入浴後の保湿剤塗布で1分後でも1時間後でも保湿効果の差はなかった。
・塗布量より塗布回数のほうが重要(1日2回)
・ワセリンの保湿効果は低い。
・ソフト軟膏に比べローション剤は延びがいい分塗布量が少ない。
・油脂性基材軟膏、水溶性基材軟膏 温度に影響するのは油脂(延びにくくなる)
・軟膏よりクリームのほうが皮膚透過性に優れる。つまり軟膏で効果がなくてもクリームで効果の出る可能性がある

ヒルドイドはニュースでも報道されていますね。。。いい薬なので処方を続けたいです。一か月に1回の処方になりますので注意してくださいね。

鼻専用の噴霧器

ライノウォッシュを導入しました。鼻専用の噴霧器です。
平均20μmの粒子の液体を噴射し鼻腔内を洗い流します。
この季節寒暖差が出てきて乳幼児の鼻閉が多くなります。
このライノウォッシュは鼻吸引に比べ痛みを伴ないです。(院長の使用感です。)ぜひお試ししてください。乳児から大人までできます。

インフルエンザワクチンについて

インフルエンザワクチンの出荷量は昨年の使用量を下回るようです。ということは品薄になるのは確実と思います。12月に流行がきてこれからワクチンを打ちたくてもワクチンはない。。こういう状態になることも予想できます。しかし品薄品薄っていうのは毎年言われていることで今年はどうなのかちょっと予想はつきませんが(何となく昨年より製薬会社の皆さんが厳しく言っているような気がします)。
まずは予約をして早めにワクチンを打つことをお勧めします。予約もだいぶ埋まりつつあります。
ついでにカロナールの細粒も品薄になるようです。冬のシーズン解熱剤は錠剤かシロップ、坐薬の処方となります。解熱剤は風邪薬とは違います。必ず飲まなきゃいけないというわけではないのですが高熱の風邪を控えるシーズンやや心配ですね。