3月2024

麻疹について

自分が研修医だった20数年前は通常の外来でも麻疹はいました。(風疹はいなかったですがたまに流行してました。)診察した人が翌日症状悪化し脳炎や肺炎で人工呼吸管理、重症管理といった症例もありました。麻疹は熱が出ていったん下がってまた熱が出る際に発疹がでるので熱が出てすぐは診断が難しい(歯茎のコプリック班を見るのですが)また重症化する病気です。昔は麻疹風疹は任意接種だったので受けてない方も多くいます(そのため風疹も流行しました)

ワクチンは限りがあり定期接種の方を優先しています(現在かなり不足しているのです)大人の方はまず抗体検査をおすすめしています。

nodoca(インフルエンザAI検査)導入します

nodocaは、咽頭画像と体温や自覚症状等をAIが解析することで、インフルエンザに特徴的な所見や症状等を検出するインフルエンザ検査です。 明らかなのどの所見や症状でも発熱早期で検査ができなかったり、どうしても鼻からの検査ができない方痛いのが嫌な方(大人でもいます)お役に立てればと思います。
国内11施設での治験での臨床成績は、感度76.0%、特異度88.1%(点推定値)でした。 通常の迅速検査でも感度は70%くらいなので大きく変わりません。(感度はインフルにかかっている方が100人いて76人が診断できた 特異度はインフルエンザにかかってない人100人いて88人がかかってないと診断できた数です)

4月2日より開始します。まずはお問い合わせください 全例このの検査をやるわけではありません 原則6歳以上となります

https://nodoca.aillis.jp/