ドクターズ・ファイル

ドクターズ・ファイルより取材を受けました

こういった取材を受けるのは苦手ですが患者さんに伝えたいことや病児保育のことを話しました ご覧になってください

https://doctorsfile.jp/h/162956/

ちなみに話に出ている院長の実家は東京足立区の北千住の産婦人科(いまはもうない)です。金八先生の15歳の母シリーズで出産したロケに使われました(そのほかは長渕剛のドラマでも一瞬出ました)

高校生の受診について

小児科は15歳までなので原則中学3年までです。そのため午後は内科休診なので診療をお断りしたり注射の予約が取れないなど事例が当院でもあったようです。当院も開院して8年 見ている子も大きくなります。

これまで院長に見てもらっていて午後に診察や注射など希望があれば相談してください。また親御さんなど成人の方も風邪など投薬希望あれば言ってください。ただしインフルエンザ予防接種は枠があるのでそれを超えた場合は予約できません。

注射の前にすること(プレパレーション)

インフルの注射がはじまりました。混雑をしてご迷惑をかけると思います。

注射をしているとすんなりできる子とそうでない子、非常に抵抗する子がいます。注射してそれから痛みで泣く子もいますがやる前から泣く子、やった後も泣き続ける子が多くいます。注射に対する恐怖があるのだと思います。

下のリンクに詳しいですが注射をやる前にいいきかせやごっこ遊びを通じ「なぜ注射をするのか」体を強くするためだよ 注射するイメージつくりを行い、また 注射すぐ終わるよ 痛かったね 頑張ったね など気持ちを受け止めることが大事です。子供にもよりますが注射をすることを内緒で連れてきたり痛くないよと言ったりするのは良くないとされています。

注射する前のいいきかせをプレパレーションといいます。当院の保育士が簡単な絵本をつくりました。外来の受付の下に置いてますのでぜひ利用してくださいね。

https://www.ncchd.go.jp/hospital/about/section/cls/cls_chusha.html

川崎病

昨日川崎病の勉強会に出ました。川崎病とは全身の血管炎からなる病気で自分が病棟医のときも数多く診察し開業してからも診断してきました。新しい知見として診断基準の「5日以上続く発熱」→「発熱」と5日待たなくても症状がそろえば診断できるようになったことです。早期に治療をして後遺症が残らなくすることが大事になります。

またRAISE STUDYという冠動脈病変を残さない治療法についての講演でした。川崎病は免疫グロブリンという薬で治療しますが不応例という薬の効かない方がいます。それに対し初期からステロイドという薬と併用するやり方です。http://raise.umin.jp/

川崎病は日本人の名前がついている数少ない病気です。院長も大学勤務医時代に川崎先生が大学に来てお話を聞いたこともありました。その病気を外国に負けず日本人がSTUDYしているのが素晴らしいと思いました。

台風

先週の台風はひどかったですね。全国的な被害もありこの辺でも川越、川島、坂戸、東松山でも葛袋や石橋、さらにあずま町や早俣地区が浸水しました。昨日の外来でもそのほかの地区でも浸水した、避難をしてきたとお話を聞き被害の大きさを実感しました。大雨の翌日早朝にみてきましたがピオニウォークあたりひどいですね。皆様は大丈夫でしょうか?

内科・小児科のかかりつけでお薬がなくなり困っている方など連絡してください。予防接種の変更なども合わせますので言ってください。またこれから風邪も流行ってきます、マイコプラズマが現在流行しており、これからインフルエンザも流行ってきます。熱の経過が長かったり体調変化をしっかりと見てください。

東松山市もツイッターなどで情報を流し、いち早く情報を知ることができました。おつかれさまでした。現在も被災された方対象の児の一時預かりについてなど情報を発信しています。http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/soshiki/kodomomirai/hoiku/menu/hik_17.html#a1

3キュー子育てチケット

埼玉県では多子世帯(子どもが3人以上いる世帯)の子育てを応援するため、様々な子育てサービスが利用できる「3キュー子育てチケット」を配布しています。

対象世帯は平成31年4月1日以降に第3子以降の子どもが生まれた世帯です。

ほしこどもおとなクリニックと病児保育室ピッピもこの事業に参加しました。任意の予防接種、乳児健診、病児保育室利用の際チケットを使うことができます。
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0607/kuponn/top.html

インフルエンザワクチンの予約

10/15よりインフルエンザのワクチンの接種を開始する予定です。

インターネットの予約ははじまっています。(電話予約は9/18となります)http://www.shujii.com/hoshiclinic/i

お子さんの分と一緒にご家族の方も予約することができます。

インフルエンザ予防接種専用時間
(対象は小児・小児の家族・6カ月以下の児を連れている方になります)
(10/15から12/14まで)

月曜15時から16時の間
金曜15時から16時の間
土曜13時30分から14時30分の間

※専用時間以外の時間帯でも接種は可能です (診察の合間に注射いたします)
インターネットの枠と電話・窓口の枠を別々に用意しています。
そのため同じ日・時間帯でもインターネットで予約が取れなくても電話予約で取れる場合もあります。(その逆もあります)

値段はおとな5000円こども4000円になります。こどもは1回分の値段です。だいたい3,4週あけての接種を推奨します。
6カ月以上3歳未満 0.25mlx2回
3歳以上13歳未満 0.5mlx2回
13歳以上 0.5ml 1回 もしくは2回
中学生まではこども値段 高校生からはおとな値段になります。
13歳以上で受験など理由で希望があれば2回接種を行います。

よく質問があるのが1歳以下の接種についてです。家族みんなが接種して家の中にインフルエンザを持ち込まないという考えもあります。流行時には人混みなども最小限にします。
保育園など入られているならば接種を勧めています。
6ヶ月から接種は安全にできますので希望される場合は予約を入れて下さい。妊婦さんも接種することができます。

幼児教育・保育無償化について

10月から幼児教育・保育無償化が始まり、主に3から5歳児の子どもの幼稚園、保育所、認定こども園などの保育料が無償化されます。病児保育室ピッピも認可外保育施設として対象に含まれます。(認可外保育施設等とは、認可外保育施設、一時預かり事業、病児保育事業、ファミリー・サポート・センター事業等を指します。
対象子どもの世帯の状況、利用する施設、年齢等で無償化の範囲が変わります。金額の上限もあります。下記のリンクを参照してください。

http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/soshiki/kodomomirai/hoiku/menu/youjikyouikuhoikumusyouka/1562915553375.html

RSウィルス

https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/srv-week1933.htmlよりRSウィルスの流行が見られつつあります(グラフでは下向になってますが)

いわゆるぜいぜいするかぜなのですが6か月以下の子では呼吸状態が悪くなり酸素の取り込みができなくなり入院することもあります。胸の動きがペコペコしている、呼吸が早い。哺乳ができない、眠れないなど症状注意してください。2,3歳でも経過が長くなれば全身状態が悪くなります。

昔は冬の病気と言っていたのですが例年この時期からの流行となってます。小さい子がいる家庭はご注意ください。

8月からの予定

8/1より病児保育が再開予定です 新しい保育士さんが入ります またこのブログでご挨拶いたします

ながらく月曜の午後休診でしたが8/19より再開する予定です 診察時間は今まで通り15時から18時になります(14時から15時は予防接種・健診です)

また木曜日は不定期に休診となります その都度HPに掲示いたします 病児保育は通常通りですが休診の際は院長が不在のため(もともと木曜の午後は地域の健診に出かけるのですが)緊急時の処置ができないので注意してください(連絡はいつでも取れるようにしています)

忙しい時期ですが診察が雑や乱暴にならないよう初心に帰ってスタッフ一同頑張りたいと思います。