乳幼児のコロナワクチン

日本小児科学会は、生後6か月以上5歳未満のすべての小児に新型コロナワクチン接種を推奨する声明を出しました。重症化予防効果は発症予防効果を上回ることが期待されますとのことです。

もうすぐ当院でも始まります。以前も書きましたが いままでのワクチンと違い必ずしも接種がすすめられないのかもしれません。発熱は2,3日でおさまることが多いですがインフルエンザの様にぐったりします。感染力も強く家族も次々と感染していきます。乳幼児であってもです。メリットデメリットを考え予約しましょう  第8波が来ないといいですね。。

http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=466

厚生労働省のページです 
生後6か月~4歳の乳幼児を対象とした初回接種について、ファイザー社のワクチンを接種している国は複数あり、米国ではすべての乳幼児に対して、イスラエルでは重症化リスクの高い乳幼児に対して接種を推奨しています。 すべての国で推奨してないのは気になります。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0156.html

ステッチの忘れ物

9/22は第四木曜日につき休診でした。駐車場に小さいステッチのぬいぐるみが落ちていました。心当たりある方は連絡ください。

インフルエンザワクチン

10/11よりインフルエンザのワクチンの接種を開始する予定です。

インターネットの予約は9/12より始めます。(電話予約は9/21となります)http://www.shujii.com/hoshiclinic/i

お子さんの分と一緒にご家族の方も予約することができます。

インフルエンザ予防接種専用時間
(対象は小児・小児の家族・6カ月以下の児を連れている方になります)
(10/11から12/17まで)

月曜15時から16時の間
金曜15時から16時の間
土曜13時30分から14時30分の間

※専用時間以外の時間帯でも接種は可能です (診察の合間に注射いたします)
インターネットの枠と電話・窓口の枠を別々に用意しています。
そのため同じ日・時間帯でもインターネットで予約が取れなくても電話予約で取れる場合もあります。(その逆もあります)

値段はおとな5500円こども4200円になります。こどもは1回分の値段です。だいたい3,4週あけての接種を推奨します。
6カ月以上3歳未満 0.25mlx2回
3歳以上13歳未満 0.5mlx2回
13歳以上 0.5ml 1回 もしくは2回
中学生まではこども値段 高校生からはおとな値段になります。
13歳以上で受験など理由で希望があれば2回接種を行います。

よく質問があるのが1歳以下の接種についてです。家族みんなが接種して家の中にインフルエンザを持ち込まないという考えもあります。流行時には人混みなども最小限にします。
保育園など入られているならば接種を勧めています。
6ヶ月から接種は安全にできますので希望される場合は予約を入れて下さい。妊婦さんも接種することができます。

インフルエンザが流行した場合コロナと鑑別は不可能のなるためかなりの混乱が予想されます。(その逆も)今年はいつも以上に接種をお勧めいたします。

お子さんがコロナに罹ったら?

https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf15/documents/kodomocoronajitaku3.pdf

お子様がコロナに感染した際の自宅療養のポイント です

わかりやすく書かれています

コロナは感染力が強く家族で発症した場合次々とうつっていきます

ポイントは子供がコロナに罹り親がどう看護するか感染しないために何をすべきか環境をどうするのかのところです 参考になると思います

比企地区こども夜間救急センター

http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/kurashi/shussan_kenko/kyuukyuuiryou/1410228916793.html

8/16 当院院長当番です。採血やコロナの検査はできないと思いますが相談・診察希望のあるかたは連絡してください。
受診を希望する場合は、必ず事前に電話(0493-22-2822)、「比企地区こども夜間救急相談」として連絡してください 。

なおクリニックは8/14から8/17までお休みです

RSウイルス

コロナ以外にも多くの風邪が流行っています。それを鑑別するのが大事と考えてます。夏かぜ、胃腸炎、ヒトメタニューモウイルス、またRSウイルスです。

RSウイルスはいわゆるぜいぜいするかぜなのですが6か月以下の子では呼吸状態が悪くなり酸素の取り込みができなくなり入院することもあります。胸の動きがペコペコしている、呼吸が早い。哺乳ができない、眠れないなど症状注意してください。2,3歳でも経過が長くなれば全身状態が悪くなることがあります。

昔は冬の病気と言っていたのですが例年この時期からの流行となってます。小さい子がいる家庭はご注意ください。検査は通常1歳以下の子に行います。治療法がある病気ではないので発熱早期には積極的には行いません。状態が悪い子や1,2か月の子には発熱早期で行うことがあります。

コロナの検査(問い合わせの多いことについて)

当院でできるのは抗原検査です。発熱してから最低数時間開けて検査します。PCRは当院では行っていません。

当院は 埼玉県の指定 診療・検査医療機関 ではありません。大人の検査は行っていません。

発熱の人・希望のある人すべてに検査はできません 濃厚接触者も同様です。親の都合や保育園の都合での検査は薬局などで売っている抗原キットを利用していただきたいですがどうしても困っていたら連絡してください

基本的に家族がコロナ陽性であればほかの家族が発熱した場合コロナ陽性とみなします。この場合も電話診察です

問い合わせが多いことを書きました

小児のコロナウイルスの症状・電話診察について

ざっくばらんに大きい子(年長以上くらい)が高熱39度以上が2日間続いてぐったりします。ただしこう流行してくると3,4歳の子でも家族に症状がなくても陽性例が見られます。無症状でも陽性(不顕性感染)がいる以上どうにもできないし流行は続きます。キットにも限りがあり発熱者全例検査はできません。

また最近多いのが電話診察です。当院ではコロナ感染拡大防止のため他院でPCRをされて結果待ちの場合電話診察となります。(家族が検査待ちの場合も同様です)家族が陽性の場合も同様です。場合によっては2か月の子でも電話診察となります。こういう症状があればまた連絡してとお話はするのですがもう異常事態だと思います。いろいろ気になることあれば連絡してください。新潟大学の小児科(いつも引用させていただいてます。またまたスイマセン)よりの資料を貼り付けいたします。参考にしてください。

http://www.niigata.med.or.jp/file/covid_child1.pdf

http://www.niigata.med.or.jp/file/covid_child1.pdf

MIS-N(新生児多系統炎症性症候群)

小児ではコロナウィルス感染症は軽症とされてますが 、多系統炎症性症候群(
MIS-C ) という川崎病に似た症状を引き起こすことが知られています そのなかで MIS-N(新生児多系統炎症性症候群)という病態も報告 されています。

MIS-Cの診断基準(CDCorWHO)を満たし、日齢28前にSARS-CoV-2感染が確認された例 をまとめたものです。 発熱(17名、36%) が少なく 心血管障害(36名、77%) が多いのが特徴 まだまだいろいろなことがわからないウイルスですがこういう重症例もあることも知らなければなりません

https://note.com/flight13/n/nb3196d1e82c8

現在流行している病気(7/16)

ちなみに院長 この間50歳となりました いよいよ大台です

さて最近の外来で思うのはいろんな風邪が流行っているということです。どんな風邪が流行っているのか。。

1. ヒトメタニューモウイルス 熱が4,5日続く ゼコゼコする咳をともなう 対処療法のみだが咳がひどい場合は要注意

2. 夏かぜ 発熱は1,2日だが種類によっては5日続くものもある 熱のわりに元気 手足口病も夏かぜ 最近この辺りでは手のひらや足のひらではなく前腕や下腿にポツポツでるケースが多い

3. コロナウイルス インフルエンザのような症状 高熱が出てぐったり のどがとても痛い だるい ただしそれに当てはまらないこともある 東松山では急に多くなっている印象はないがこの先要注意 全身状態を見ることが大事 風邪症状だけで検査をするときりがないですが症状だけでコロナではないと見ることはできない。検査するタイミングが重要。小さい子供がポッとかかるケースはあまりないように思える。

4. 突発性発疹 1歳前後にかかる もしくは2歳近く 熱は3日前後 5日くらいも 症状は軽い風邪症状 下痢 熱が下がって発疹が出て診断

5. 胃腸炎 無理せず回復を待ち水分が取れるようになってから食事 水分もはかないように少しづつこまめに(スプーンを使うように)

皆さんお大事に