院長

なつかぜ アデノウィルス

外来で熱の出る風邪が多くみられます。高熱が急に見られ喉からくるかぜのため咳などの症状が少ないのが特徴です。これらは夏かぜと総称されエンテロ、コクサッキー、アデノなどのウィルスが原因となります。エンテロ、コクサッキーは手足口病の原因となります。アデノウィルスは高熱が続くのが特徴で長ければ5日以上かかります。それぞれのウィルスは喉の所見に特徴があります(手足口病は喉の奥にプツプツした発赤、アデノは赤くベッタリ膿がついている)しかし、今年流行しているものはあまり特徴がないように思います。

アデノウィルスは迅速検査ができますがあまり陽性率は高くないといわれています(7割くらい)。血液検査をすると白血球が正常なのに対しCRPという炎症の反応が上がることもあります。ウィルスなので対処療法となりますがのどの所見がひどく水分が取れない、熱の経過が長く消耗する場合は点滴や入院することもあります。溶連菌や川崎病など鑑別をすることも大事になります。

また結膜炎の症状が強い場合は出席停止となります(咽頭結膜熱と呼ばれます。熱がなく目の症状がひどくなる流行性角結膜炎もあります)前も書いたのですがアデノウィルスの寿命は10日(長いと49日!通常のウィルス8時間~2日くらい)としぶといウィルスなので注意が必要です。うがい手洗いをすることやタオル、洗面器、食器は共有しないことが予防になります。

視力のスクリーニング

昔(まあ今でもそうですが)赤ちゃんのフォローアップをしていて思うことがありました。早産で生まれた方の合併症に未熟児網膜症というものがあります。網膜をレーザーで焼く治療です。その後眼科でフォローアップしてもらうのですが視力の検査は3歳くらいにならないとできないため、それから眼鏡をかけ矯正していきます。もっと早く検査はできないのかなと思っていました。また目や耳は2つあります。よって視力や聴力が大丈夫かどうかは気づくのが遅れることも多いのです。聴力はABRという検査で赤ちゃんの時にスクリーニングをしますが視力はできません。目と耳は2つありますがどちらか障害があった場合健常のものを大事にしていくのも大事なことです。

スポット ビジョンスクリーナーは、6カ月の乳幼児から大人までの、近視、遠視、乱視、不同視、瞳孔不同などの問題を見ることができます。1秒で両眼のスクリーニングが可能です。近隣の導入した先生からお話を聞いて非常にいいものと知り当院でも今年の夏から導入しようかと思います。まずはデモを行いたいと思います。(追記)6月21日午後より行います。外来業務を優先しますので込み具合によっては少しお待ちになるかもしれません。

 

肥満要注意って??

今年の健診も終わり「肥満要注意」の用紙を持ってくる方が外来でも見られています。肥満かどうかは見てわかりますのでこの用紙をもらっても「こんなの知ってますよ」と思うことでしょう。肥満になるかどうか。。たくさん食べても太らない方もいて体質なども原因としてあることでしょう。

しかし幼児期からの肥満は成人になっても移行することが多いこと、こどもでもメタボリックシンドローム(内臓肥満の蓄積・健康被害が起きる一歩手前の状態)があることなどは知っておいてもらいたいのです。

気を付けることは「体重は週一回測る。横ばいでいい」「我慢をさせない(おかわり禁止。デザート禁止。)」「プレッシャー与えない」「あきらめない」「できることを少しづつ。ジュースとデザートはどちらかにする。過量は避ける。」「家の手伝いをしよう。箸を並べたり食事の後食器のかたずけをするなど。些細なことでもかまわないのです。ゴロゴロする時間をへらすためです」「極端な減食療法を避けること。必ずリバウンドが来ます。」「階段とか散歩とかハイキングとか無理せずちょっと歩くのもいいものですよ」などなど。

自分にもかえってくる言葉ですよね。お互い頑張りましょう。

インフルエンザB

3月になりインフルエンザBが流行してくることが予想されます。(まだインフルAも流行っていますが)
インフルエンザBはAに比べると発熱の程度も軽く、また咳や胃腸炎症状がみられることがあるのが特徴です。こじれれば高熱を示すこともあり気管支炎の症状がみられることもあります。もう一つの特徴は迅速検査の陽性率が低いことです。データでは7-8割ともいわれます。よってより発熱後数時間開て検査することが重要になります。熱の変動が見られることがあること、発熱し48時間以上たつと抗インフルエンザ薬の効果が薄くなることなど注意してください。しかし必ずお薬を使わなければ治らないという病気でもありません。全身状態みてください。家族でインフルエンザにかかっている方がいれば受付に一言言っていただくとありがたいです。

今年もよろしくです

2017年の最初の外来でした。おめでとうございます。

ほしこどもおとなクリニック起動します。

常に新しいこと、患者さんの幸せを考えるクリニックにしたいと思っています。今年もよろしくお願いいたします。

かわごえこども心臓教室

いまから十数年前、医師となり自分は小児心臓科に入局しました。右も左もわからない自分にいろいろなことを教えて頂き(時にはつらいこともうれしいこともありました)その後いろいろな経験も踏まえ一人前の医者になることができました。その先生方が子供を対象に心臓教室を開催します。そのお知らせです。

小学5年生から中学3年生のお子様を対象に、埼玉医大総合医療センター内で、2017年3月11日に、第3回かわごえこども心臓教室を開催いたします。時間のある方はぜひ参加してみてください。

心臓は寝ている間も休むことなく、一生動き続けます。いったい心臓は、どんな風に働いているのでしょうか? 心臓のピンチ、命の危機は、身の回りでいつでも起こり得ます。大切な人を助けるにはどうしたらよいでしょうか? こうした疑問を踏まえて、お子様に、超音波や心臓の模型、AEDなど充実の二時間のプログラムを体験することができます。心臓や命、医学、生命科学などに興味のあるお子様の積極的なご参加をお待ち申し上げております。

http://www.saitamasougoupedi.com/seminar/index.html

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インフルエンザワクチンの予約について

インフルエンザはちらほらとみられています。どこどこが学級閉鎖になった。クラスで流行しているという話も聞かれるようになりました。今年は流行が早いかもしれません。ワクチンを打たれる方はおはやめに!と言いたいところですがインフルエンザワクチンの予約がとりづらくなっています。申し訳ありません。午後の診察に影響が出てしまうので定員を設けています。インターネットと電話予約の定員は別になります。インターネットの予約(http://www.shujii.com/hoshiclinic/i/)はスタッフの労力を取るために導入したものなのでインターネットの予約を電話でとることはできません。ご不便をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。12月12日からインフルエンザの専用時間が終るので時間の余裕ができそれ以降は予約が取りやすくなりますが遅いかもしれません。1回目と2回目の間隔も2,3週に短縮する必要があるかもしれません。またご家族でとられる場合で枠が足りない場合、別々の時間でとる必要はありません。その場合は電話で相談して下さい。

暑いですね 熱中症注意してください

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ここ数日かなり暑くしばらく続くようです。熱中症について気を付ける必要があります。水分がとれるかどうか、脱水の症状、意識状態、発熱の持続など注意してください。ひなたと日陰、風のあるなしなど体感温度がかなり違います。不必要な外出を避けて余裕のある行動をとってください。
熱中症とは 暑い環境で様々な症状がおこります。(軽症として日射病・最重症例として熱射病と呼ぶこともあります。症状によって熱疲労・熱虚脱・熱けいれん・熱湿疹など分けられます)最重症例の熱射病の概念は、1. 40度以上の発熱 2.意識障害 3.発汗の停止・乾燥した皮膚 これらが見られた場合大変危険です。
I度 めまい・失神 「たちくらみ」とういう状態で、以前、熱失神と呼ばれていました。筋肉痛・筋肉の硬直(筋肉の「こむら返り」 熱けいれんと呼ばれていました)体温は正常のことが多いです
Ⅱ度 頭痛・吐き気・嘔吐・下痢・倦怠感・虚脱感・失神・気分の不快・判断力や集中力の低下、いくつかの症状が重なり合って起こります。発熱することがあります。(体がぐったりする、力が入らないなどがあり、従来から“熱疲労”と言われていた状態です。)
Ⅲ度 意識障害・けいれん・手足の運動障害・おかしな言動や行動・過呼吸・ショック症状などが、Ⅱ度の症状に重なり合って起こります。深部体温39℃以上または腋窩体温38℃以上みられ、脳機能・肝腎機能・血液凝固の異常徴候がある状態です。
脱水の見方など日本病児保育協会の記事の監修も行いました。そちらも併せてご覧ください。みなさんくれぐれも気を付けてくださいね。
http://sickchild-care.jp/point/10769/

 

スリーデイチャレンジ

近所の中学校2年生がスリーデイチャレンジで来てくれました。今日が最終日です。医院の入り口で声掛けをしたり、外来や乳児検診の見学や看護師さんが考えてくれた車いす体験、血圧測定など実習を頑張ってくれました。お疲れ様でした。クリニックの仕事に興味をもってもらえたかな。一番楽しそうだったのは病児保育室で子どもと遊んでいる時でしたね。

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命のアサガオ

今年もささやかですがグリーンカーテンに挑戦します。ふうせんかずら、いのちのアサガオの種も植えました。

いのちのアサガオは,平成5年に白血病のため7才で亡くなった子が,約3ヶ月間だけ通った小学校で大事に育てていたアサガオです。おかあさんが,そのアサガオを育て続け,「アサガオが親善大使となって,命の尊さ,白血病に苦しむ人がいることを知って欲しい」ことを願って,多くの小中学校などにくばられています。今では全国各地で花を咲かせています。今年も咲くといいですね。

また今年は番外編として”あるもの”を植えています。見てのお楽しみです。

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