小児科

比企地区こども夜間救急

比企地区こども夜間救急センター 3/25 当院院長当番です。

https://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/soshiki/34/2652.html


受診を希望する場合は、必ず事前に電話(0493-22-2822)、「比企地区こども夜間救急相談」として連絡してください 。20時から22時までいます。

ヒトメタニューモウイルス

再掲します

ヒトメタニューモウイルスが原因と思われる風邪が流行っています。これは呼吸器の感染症をひきおこすウィルスの一種です。1~3歳の幼児の間で流行することが多いのですが、大人にも感染します。発熱やゼイゼイした咳が4,5日続くことがありRSウィルスの症状に似ています。小児の呼吸器感染症の5~10%、大人の呼吸器感染症の2~4%は、ヒトメタニューモウイルスが原因だと考えられています。その治療は対症療法となり特別なものがありません。そのためインフルエンザと違い初期から積極的に診断する必要はないと思われますが呼吸困難など咳の症状が悪化することがあります。ゼイゼイが強かったり発熱が4,5日続く場合は検査を行います。6歳以下でないと検査はできません。

http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/hmpv/

第6回かわごえこども心臓セミナーのご案内

第6回かわごえこども心臓セミナーのご案内

対象は小4から中3で、実技は胸骨圧迫、AED、模型を使った心臓解剖、心エコー講義は蘇生、画像検査、心臓の不思議、学校生活、命の話です。これを二時間で学んで頂きます。今回、開始時間を15時30分から、茶菓の提供はなくシンプルに、そして病院なのでマスク着用にさせて頂きました。参加費は無料で、保護者一名様までご一緒に入場できます。(実技はお子様のみです。)

比企こども夜間救急



比企地区こども夜間救急センター 12/27当院院長当番です。

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受診を希望する場合は、必ず事前に電話(0493-22-2822)、「比企地区こども夜間救急相談」として連絡してください 。20時から22時までいます。



バクニュバンスとプレベナー20

2024年10月から新たな肺炎球菌ワクチンが追加されています プレベナー20です その名の通り20価、抗体の種類が20個あり広範囲にカバーできます 今まで接種しているバクニュバンスは15価なのでそれよりも広範囲をカバーしています。ただし バクニュバンス も重症化するものはカバーされておりどちらが効果があるかはっきりとしたデータはなく国によっても採用が異なります。価が少ないほうがより抗体がつくとの意見もあります。市からは予診票は2種類もらっていると思います。もし プレベナー20 を希望される方がいれば申し出てください。

マイコプラズマ

よく聞かれる病気なので再掲します

マイコプラズマ感染は細菌とウィルスの間に位置するMycoplasma pneumoniaeが引き起こします。初期は発熱、乾いた咳など風邪の症状が見られます。時間の経過とともに咳はしつこい湿った咳となり長い間続くようになります。咳がひどいわりに聴診しても肺の雑音が入らないことがあります。5歳ごろから学童にピークがあり成人もかかります。RSと違い乳児期では重症化はしないとされています。診断は採血で行いますが結果が出るまで時間がかかるため投薬して様子を見ることがあります。マクロライド系、テトラサイクリン系などの抗生物質を用います。テトラサイクリン系抗生物質は歯の黄染を起こすことがあり乳児には長期投与はしません。自然治癒することもありますが学童では肺炎など起こすことがあるためマイコプラズマを疑った場合抗生剤を投与します。細菌の肺炎とはレントゲン像が異なるため昔は異型肺炎と呼ばれていました。肺炎があり呼吸状態が悪ければ入院する病気です。

伝染性紅斑

現在しばしばみられています 過去の記事を一部変更して再掲します

いわゆるりんご病です。ほほや手の外側にレース様紅班(正常な皮膚と紅斑が入り組んでいる・網目状)が特徴です。バルボウィルスB19が原因です。

風邪の症状が出た後に(小さい子は症状が出ないこともあります)紅斑が出るのですがその時期にはほとんど感染力がないので、隔離など二次感染予防の必要はありません。大人でかかると倦怠感・関節痛が強く出る場合があります。

先天性溶血性疾患を持つ場合に骨髄無形性発作(aplastic crisis)が起こることがあります。
胎児に感染すると胎児水種を起こすことがあります。胎児水種とは赤ちゃんが非常にむくみが強くなることで、重症例の場合胸やおなかに水がたまり心臓に負担がかかり命の危険もある病気です。 風邪の症状のあるウイルス排泄期には特徴的な症状を示さないので、妊婦などは、流行時期に感冒様症状の者に近づくことを避け、万一感染した場合には、胎児の状態を注意深く観察する必要があります。欧米では妊婦に感染は約0.25-1%に成立すると考えられており、その中で2-10%が胎児水腫となるとされています。

先日も何人か所見のある方が来院されました。流行すると厄介な疾患です。ワクチン開発が望まれます。

HPVワクチンのキャッチアップ接種


HPVワクチンの接種を逃した方のための接種(キャッチアップ接種)が来年の3月で終わります

平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の中に、通常のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。
 まだ接種を受けていない方に、あらためて、HPVワクチンの接種の機会をご提供しています。

当院でも摂取できます。希望される方は是非とも連絡してください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html

今夜います

 比企地区こども夜間救急センター 6/20 当院院長当番です。

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受診を希望する場合は、必ず事前に電話(0493-22-2822)、「比企地区こども夜間救急相談」として連絡してください 。20時から22時までいます。

5/6は休日当番

比企地区の休日当番です 9時から17時まで診察を行います(12時30分から14時までは原則昼休みです)



また 比企地区こども夜間救急センター 5/16 当院院長当番です。

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