比企こども夜間救急
比企地区こども夜間救急センター 12/27当院院長当番です。
https://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/soshiki/34/2652.html
受診を希望する場合は、必ず事前に電話(0493-22-2822)、「比企地区こども夜間救急相談」として連絡してください 。20時から22時までいます。
2010年8月2日開院
小児科
比企地区こども夜間救急センター 12/27当院院長当番です。
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2024年10月から新たな肺炎球菌ワクチンが追加されています プレベナー20です その名の通り20価、抗体の種類が20個あり広範囲にカバーできます 今まで接種しているバクニュバンスは15価なのでそれよりも広範囲をカバーしています。ただし バクニュバンス も重症化するものはカバーされておりどちらが効果があるかはっきりとしたデータはなく国によっても採用が異なります。価が少ないほうがより抗体がつくとの意見もあります。市からは予診票は2種類もらっていると思います。もし プレベナー20 を希望される方がいれば申し出てください。
よく聞かれる病気なので再掲します
マイコプラズマ感染は細菌とウィルスの間に位置するMycoplasma pneumoniaeが引き起こします。初期は発熱、乾いた咳など風邪の症状が見られます。時間の経過とともに咳はしつこい湿った咳となり長い間続くようになります。咳がひどいわりに聴診しても肺の雑音が入らないことがあります。5歳ごろから学童にピークがあり成人もかかります。RSと違い乳児期では重症化はしないとされています。診断は採血で行いますが結果が出るまで時間がかかるため投薬して様子を見ることがあります。マクロライド系、テトラサイクリン系などの抗生物質を用います。テトラサイクリン系抗生物質は歯の黄染を起こすことがあり乳児には長期投与はしません。自然治癒することもありますが学童では肺炎など起こすことがあるためマイコプラズマを疑った場合抗生剤を投与します。細菌の肺炎とはレントゲン像が異なるため昔は異型肺炎と呼ばれていました。肺炎があり呼吸状態が悪ければ入院する病気です。
現在しばしばみられています 過去の記事を一部変更して再掲します
いわゆるりんご病です。ほほや手の外側にレース様紅班(正常な皮膚と紅斑が入り組んでいる・網目状)が特徴です。バルボウィルスB19が原因です。
風邪の症状が出た後に(小さい子は症状が出ないこともあります)紅斑が出るのですがその時期にはほとんど感染力がないので、隔離など二次感染予防の必要はありません。大人でかかると倦怠感・関節痛が強く出る場合があります。
先天性溶血性疾患を持つ場合に骨髄無形性発作(aplastic crisis)が起こることがあります。
胎児に感染すると胎児水種を起こすことがあります。胎児水種とは赤ちゃんが非常にむくみが強くなることで、重症例の場合胸やおなかに水がたまり心臓に負担がかかり命の危険もある病気です。 風邪の症状のあるウイルス排泄期には特徴的な症状を示さないので、妊婦などは、流行時期に感冒様症状の者に近づくことを避け、万一感染した場合には、胎児の状態を注意深く観察する必要があります。欧米では妊婦に感染は約0.25-1%に成立すると考えられており、その中で2-10%が胎児水腫となるとされています。
先日も何人か所見のある方が来院されました。流行すると厄介な疾患です。ワクチン開発が望まれます。
HPVワクチンの接種を逃した方のための接種(キャッチアップ接種)が来年の3月で終わります
平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の中に、通常のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。
まだ接種を受けていない方に、あらためて、HPVワクチンの接種の機会をご提供しています。
当院でも摂取できます。希望される方は是非とも連絡してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html
比企地区こども夜間救急センター 6/20 当院院長当番です。
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比企地区の休日当番です 9時から17時まで診察を行います(12時30分から14時までは原則昼休みです)
また 比企地区こども夜間救急センター 5/16 当院院長当番です。
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RSウイルスは大人が感染した場合は軽いかぜ症状のみでおさまりますが、赤ちゃん、生まれつき呼吸器や心臓に病気をもっている赤ちゃん、ダウン症児などが感染すると重症化することがあります。
シナジスは、体内でRSウイルスに結びつく抗体です。
シナジスを注射しておくと、RSウイルスがからだに侵入してきたときにシナジスと結びついて、体内での増殖を抑えられます。このはたらきによって重症化の抑制が期待されます。 ワクチンと違い抗体は1か月しか持たないので一か月ごとの摂取が必要です。埼玉でも4月より開始しています。
以下の方が保険診療の対象となります
①早産児
・在胎期間28 週以下(28週6日まで)で出生してた方で接種開始日時点で12 か月齢以下
・在胎期間29 週~35 週(35週6日まで)で出生した方で接種開始日時点で6か月齢以下
②血行動態に異常のある先天性心疾患があり接種開始日時点で24か月齢以下の児
③免疫不全、ダウン症候群があり接種開始日時点で24か月齢以下の児
⑤肺低形成、気道狭窄、先天性食道閉鎖、先天代謝異常症、神経筋疾患があり接種開始日時点で24か月齢以下の児
RSウイルス ヒトメタニューモウイルス 溶連菌が多くみられます
RSウイルスヒトメタニューモウイルスはいわゆるゼイゼイする風邪です。1歳以下の子がかかると呼吸困難など伴うことおあり全身状態(入眠哺乳できるか)に注意してください。
溶連菌はのどのいたみ、発熱 発疹が出ることがあります 抗生剤の治療が必要です。
そのほかアデノウイルスもみられます
コロナはごくたまにみられます インフルは落ち着いています
胃腸炎も流行しています
nodocaは、咽頭画像と体温や自覚症状等をAIが解析することで、インフルエンザに特徴的な所見や症状等を検出するインフルエンザ検査です。 明らかなのどの所見や症状でも発熱早期で検査ができなかったり、どうしても鼻からの検査ができない方痛いのが嫌な方(大人でもいます)お役に立てればと思います。
国内11施設での治験での臨床成績は、感度76.0%、特異度88.1%(点推定値)でした。 通常の迅速検査でも感度は70%くらいなので大きく変わりません。(感度はインフルにかかっている方が100人いて76人が診断できた 特異度はインフルエンザにかかってない人100人いて88人がかかってないと診断できた数です)
4月2日より開始します。まずはお問い合わせください 全例このの検査をやるわけではありません 原則6歳以上となります