小児科

お子さんがコロナに罹ったら?

https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf15/documents/kodomocoronajitaku3.pdf

お子様がコロナに感染した際の自宅療養のポイント です

わかりやすく書かれています

コロナは感染力が強く家族で発症した場合次々とうつっていきます

ポイントは子供がコロナに罹り親がどう看護するか感染しないために何をすべきか環境をどうするのかのところです 参考になると思います

比企地区こども夜間救急センター

http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/kurashi/shussan_kenko/kyuukyuuiryou/1410228916793.html

8/16 当院院長当番です。採血やコロナの検査はできないと思いますが相談・診察希望のあるかたは連絡してください。
受診を希望する場合は、必ず事前に電話(0493-22-2822)、「比企地区こども夜間救急相談」として連絡してください 。

なおクリニックは8/14から8/17までお休みです

RSウイルス

コロナ以外にも多くの風邪が流行っています。それを鑑別するのが大事と考えてます。夏かぜ、胃腸炎、ヒトメタニューモウイルス、またRSウイルスです。

RSウイルスはいわゆるぜいぜいするかぜなのですが6か月以下の子では呼吸状態が悪くなり酸素の取り込みができなくなり入院することもあります。胸の動きがペコペコしている、呼吸が早い。哺乳ができない、眠れないなど症状注意してください。2,3歳でも経過が長くなれば全身状態が悪くなることがあります。

昔は冬の病気と言っていたのですが例年この時期からの流行となってます。小さい子がいる家庭はご注意ください。検査は通常1歳以下の子に行います。治療法がある病気ではないので発熱早期には積極的には行いません。状態が悪い子や1,2か月の子には発熱早期で行うことがあります。

小児のコロナウイルスの症状・電話診察について

ざっくばらんに大きい子(年長以上くらい)が高熱39度以上が2日間続いてぐったりします。ただしこう流行してくると3,4歳の子でも家族に症状がなくても陽性例が見られます。無症状でも陽性(不顕性感染)がいる以上どうにもできないし流行は続きます。キットにも限りがあり発熱者全例検査はできません。

また最近多いのが電話診察です。当院ではコロナ感染拡大防止のため他院でPCRをされて結果待ちの場合電話診察となります。(家族が検査待ちの場合も同様です)家族が陽性の場合も同様です。場合によっては2か月の子でも電話診察となります。こういう症状があればまた連絡してとお話はするのですがもう異常事態だと思います。いろいろ気になることあれば連絡してください。新潟大学の小児科(いつも引用させていただいてます。またまたスイマセン)よりの資料を貼り付けいたします。参考にしてください。

http://www.niigata.med.or.jp/file/covid_child1.pdf

http://www.niigata.med.or.jp/file/covid_child1.pdf

MIS-N(新生児多系統炎症性症候群)

小児ではコロナウィルス感染症は軽症とされてますが 、多系統炎症性症候群(
MIS-C ) という川崎病に似た症状を引き起こすことが知られています そのなかで MIS-N(新生児多系統炎症性症候群)という病態も報告 されています。

MIS-Cの診断基準(CDCorWHO)を満たし、日齢28前にSARS-CoV-2感染が確認された例 をまとめたものです。 発熱(17名、36%) が少なく 心血管障害(36名、77%) が多いのが特徴 まだまだいろいろなことがわからないウイルスですがこういう重症例もあることも知らなければなりません

https://note.com/flight13/n/nb3196d1e82c8

現在流行している病気(7/16)

ちなみに院長 この間50歳となりました いよいよ大台です

さて最近の外来で思うのはいろんな風邪が流行っているということです。どんな風邪が流行っているのか。。

1. ヒトメタニューモウイルス 熱が4,5日続く ゼコゼコする咳をともなう 対処療法のみだが咳がひどい場合は要注意

2. 夏かぜ 発熱は1,2日だが種類によっては5日続くものもある 熱のわりに元気 手足口病も夏かぜ 最近この辺りでは手のひらや足のひらではなく前腕や下腿にポツポツでるケースが多い

3. コロナウイルス インフルエンザのような症状 高熱が出てぐったり のどがとても痛い だるい ただしそれに当てはまらないこともある 東松山では急に多くなっている印象はないがこの先要注意 全身状態を見ることが大事 風邪症状だけで検査をするときりがないですが症状だけでコロナではないと見ることはできない。検査するタイミングが重要。小さい子供がポッとかかるケースはあまりないように思える。

4. 突発性発疹 1歳前後にかかる もしくは2歳近く 熱は3日前後 5日くらいも 症状は軽い風邪症状 下痢 熱が下がって発疹が出て診断

5. 胃腸炎 無理せず回復を待ち水分が取れるようになってから食事 水分もはかないように少しづつこまめに(スプーンを使うように)

皆さんお大事に

コロナウイルスワクチン 

小児のコロナウイルスワクチンについて悩まれている方が多いと思います。このウイルスは小児には軽症例が多く実際うちでも抗原検査を行い十数人陽性が出ました。自主的に電話でフォローアップを行いましたが2,3日で軽快したかたがほとんどです。しかし生後数か月の児は川崎病のような症状が出て1週間発熱が続き入院しました。また、家族で感染が広がったり、咳など症状に苦しんだりする方もいました。オミクロン株感染はインフルエンザのような症状といいます。高熱でつらく、ある専門家のお話ではワクチンの副反応よりコロナの症状がつらいと言っています。先日、コロナウイルスに関する専門家の考えかたについてネットで講演を拝聴しました。その一部が下記の画像です(ネットで拾いました 転載いたします)

軽症のことが多いオミクロン株です。いままでのワクチンと違い必ずしも接種がすすめられないのかもしれません。いろいろな意見がある中、3月からおそらく当院でもワクチン接種を開始するため接種するかしないか迷われている方のために参考までに書きました。メリットデメリットを考え予約しましょう

http://www.niigata.med.or.jp/file/vaccine_child3.pdf

コロナウイルスの検査

虫垂炎で数日入院していました。。。ご迷惑をおかけいたしました 入院中東京でコロナ罹患者が急増しています。子供も倍増とのことですが親が罹患し子供に濃厚接触のケースが多く保育園幼稚園学校でクラスターは少ない 子供同士でうつしあわないような感じがします。(ここが心配だったのですが。。)インフルエンザも流行していません。

外来では不安をよく耳にします。。しかしコロナは無症状のこともありはっきりいって蔓延すればきりがないようにも思います。それこそ某国のように毎朝検査するようなことが必要になります。あと検査するタイミングも大事だと思います。ようは1回検査して陰性だから大丈夫ではないということです。このへんはインフルエンザと似ている気がいたします。

オミクロン株はインフルと似た症状と聞きます。現状では当院では希望するすべての方への検査はできません(発熱があったとしても)。こちらが必要だと思っている人に検査を行います。ただし当院でできるのは抗原検査なのでより精度の高いPCRをやる場合は他院や医師会病院のPCRセンターを紹介いたします。

ただし今後「検査してきて」とか保育園などで言われる可能性もあります その時も症状で検査するかどうか考えますがお母さんが板挟みにあえばつらいのでそういう時は相談してください。

親世代がワクチンをうって感染防御して家庭内にウイルスを持ち込まないのがベストです。

RSウイルス流行

RSウィルスは咳や鼻水を引き起こすウィルスです。乳幼児には肺炎や細気管支炎など呼吸障害を引き起こすことがあり注意が必要な感染症です。お兄ちゃんやお姉ちゃんがかぜをひいてそのあとに赤ちゃんがゼイゼイを引き起こすパターンが多く注意が必要です。1歳以下の場合簡易検査で診断ができます。このウィルスに対する治療薬はなく対症療法となります。冬に通常流行する感染症ですが今年は今のタイミングで流行しています。(前年度流行がなくみんな抗体を持っていないことが原因とされています)

熱が5日以上続く 哺乳できない 入眠できない 胸がベコベコした動きをしている 呼吸が早い 以上のことが注意事項です 2,3歳くらいでもこじれれば状態が悪化します 注意してください

木曜日の診察

現在週2回市町村のコロナウイルスワクチンの接種会場でお手伝いをしています。木曜日と日曜日に行っています。木曜日は開院当初休診日としていましたが午後に市町村の乳児検診に行くため休診にしても出かけられず、また病児保育を連日行う関係で午前中のみ診察をしていました。しかし上記理由で休診にしてきました。

7/15より木曜診察を再開します(2時間だけなので別にこんな宣言も大げさにしなくていいのですが)なるだけ休まないようにしたいのでよろしくお願いします ただし7/22は第四木曜でお休みです。