1月2011

インフルエンザ流行 そのほか胃腸炎 RSウィルスも

http://www.pref.saitama.lg.jp/site/surveillance/srv-flu.html

1月17日~1月23日の埼玉県での流行です

今週の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は8,400人(定点当たり34.29)で、定点当たり30.00を超えました。

学校でも学級閉鎖や学年閉鎖が目立ちます

インフルエンザの陰にRSや胃腸炎も散在して見られています。

インフルエンザが流行中

小児科では昨日9人検査して7人 今日はこれまで8人検査して5人陽性が出ています。新型が流行してますね。昨年かからなかった人?小さい子が目立つ印象です。下のグラフは埼玉県感染症情報センターのグラフです((1月10日~1月16日))

インフルエンザが散見してみられます

冷え込みが強くインフルエンザがこれから流行してくるか?診察していてもちらほら見られてきました。
インフルエンザの症状(高熱で咳鼻水ともなう)がある方は受付に声をかけてください。マスクをお渡しします。
また、隔離いたします。

1.インフルエンザウイルスを鼻腔を綿棒でぬぐって、(もしくは鼻をかんだ後の鼻汁で)チェックします。発熱後初期(8時間以内)では、感染の有無に関わらず 陰性判定になること(偽陰性)があります。その場合、翌日再検査をお勧めいたします。
 2.抗ウイルス薬による治療は発症後48時間以内でないと効果が期待できません。

ご存知かもしれませんが以上の2点が重要です。

全身状態を良く保つことも大事です。お薬を飲んでいても咳がとまらない、水分がとれない場合も受診が必要です。

下記は埼玉県のインフルエンザ流行を示すページです

http://www.pref.saitama.lg.jp/site/surveillance/srv-flu.html

わく予防接種(公費)

ヒブ(インフルエンザ桿菌)プレベナー(肺炎球菌)
サーバリックス(ヒトパピローマウィルス)が東松山で今年の2月1日より公費で接種できるようです。
対象年齢の方に通知が来て保健センターで手続き後に接種できます。

細菌性髄膜炎の予防になります。

http://haienkyukin.jp/faq/faq03.html

【細菌性髄膜炎の年齢別発症数】

細菌性髄膜炎の年齢別発症数:かかった子どもの約半数が0歳児、発症の多くは5歳未満。肺炎球菌は、5歳以上でも発症例あり。

砂川慶介,他:本邦における小児細菌性髄膜炎の動向(2005~2006).感染症誌2008;82:187-197より改変