ケータイ母子手帳
面白いものがあったので紹介いたします。
第一三共から。携帯電話から予防接種の管理、また写真の管理や子育て日記まで♪ 楽しそう
母子手帳もいつか電子化するようになるかもしれませんね。。。。
http://www.ynavi-dsc.info/kbtc/index.html
携帯電話、スマートフォンは
2010年8月2日開院
5月2011
面白いものがあったので紹介いたします。
第一三共から。携帯電話から予防接種の管理、また写真の管理や子育て日記まで♪ 楽しそう
母子手帳もいつか電子化するようになるかもしれませんね。。。。
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携帯電話、スマートフォンは
平成7~18年度に生まれた方は、日本脳炎の予防接種が不十分になっています。
特に、今年(平成23年度)小学3年生・小学4年生の方は、母子健康手帳を確認のうえ、不足分の接種を受けてください。
日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度まで、日本脳炎の予防接種のご案内を行いませんでした(いわゆる「積極的勧奨の差し控え」)。
その後新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっています。
このため、平成7~18年度に生まれた方は、平成17~21年度に日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃していることがありますので、母子健康手帳などをご確認いただくとともに、今後、市町村からのご案内に沿って、接種を受けていただくようお願いします。
いままで7歳半から9歳の方、また13歳になり接種できない方などいましたが救済策が出たようです。
下の厚生省のページは少し見づらいですね。。。
希望があれば2期も受けれます.
市町村を通じて通知が来ます。もうすぐ???来ました!!
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/annai.html
H23.5.14-15 アレルギー学会の免疫療法のセクションでの発表を、埼玉医大アレセンの中込先生のシンポジウム等を交えながらご報告いたします。
テーマ:海外における免疫療法の実際 Profeser Stephen R Durham先生 Dr.Kaare Lund先生の報告の発表
ARIA 国際ガイドライン2008 免疫療法の病状早期での介入を推奨される J Allergy Clin Immunol 2001
4年間の皮下注射と7年間の皮下注射 効果の持続は同様であった/遮断抗体の確立/免疫療法のタブレットタイプ(ヨーロッパで行われている)ではアナフィラキシーの報告なし/病態を終息する効果があり、効果の持続もあり、お得な治療!/GT-08 ヨーロッパでの小児免疫療法(タブレットタイプ)のトライアルが現在進行中/早期の最初の治療と考えている WAO Journal Nov.2009.Allergy Dec.2009
埼玉医大アレセンの中込先生のシンポジウム スギ・ダニ アレルゲン免疫療法
免疫療法を行うと効果が持続することが最大の特徴です。普通内服薬や、喘息の場合 吸入薬など内服している期間はよいが、内服を止めると効果もなくなります。しかし免疫療法の最大のメリットは効果の持続です。
4年やると7年の持続 5年で8年の持続 J Allergy Clin Immunol.2010.126.(5):969-75
目や鼻など他の症状にも有効/発症早期で介入すると、その後のアレルギー症状の抑制につながる J Allergy Clin Immunol.2006.118(5):1026-32
花粉症の方が気管支喘息を発症するリスクを抑える/免疫療法は上気道下気道両方の病態に有効 Ann Allergy Immunol.2009 102(1):69-75
是非やっていただきたいのはこんな方 発症から10年までの若い方、条件は呼吸機能が保たれていること。
副院長コメント
勉強すればするほど、意義のあるいい治療だと感じます(手前みそで、すいません笑)。日本では盛んでないぶん、子供への免疫療法の介入も勉強しなくてはと感じるし、スギは効果的だったけど、カモガヤなどエキスのないものに苦しんでおられる方々のことや、いろいろな問題が山積しているなあと感じます。
血圧や、糖尿病みたいに、周知されている治療法で無い分、あまり活用されていないのが残念なところで、私も一から説明するのも面倒だと感じたりしたり、その割りに赤字治療ですしね(笑)。しかし、やはり意義のある治療法だと再確認し、普及に努めたいと思いました。
さらにヨーロッパや、アメリカでは軽症からの介入が実施されていたり、日本では皮下注射が主流で、舌下のトライアルが始まったばかり、3~5年後認可が降りるといわれている状況、かたや、アメリカ、ヨーロッパでは皮下注射→舌下→タブレット!!はあ~なんでかな?とか、思います。
日本の免疫療法のエース、我がボス永田先生にも、もっともっと頑張っていただき、アレルギー加療の分野でも日本も先進国なみの医療の提供をできたらいいのにと切に願います。
具体的なやり方
導入 :毎週1~2回の通院、注射後20分の待機。 おおよそ20回で維持量へ到達。
維持療法:4W~6W間隔(腫れ具合により異なる)の皮下注射、待機時間はなし。料金 1回 再診料+薬価
**パンフレットなどもありますので、お気軽にスタッフまでお尋ねください。
次回は、続アレルギー学会からの報告と題して じんましんについてや、妊娠と授乳と薬の報告をいたします。
理恵先生より
PS.ピッピもまたおしゃべりしたいって言ってたよ♪♪
泡立ちを良くする成分に小麦由来成分(加水分解小麦末)をつかっている石鹸があります。それを長年使い、肌から感作して小麦アレルギーになる人がいます。
そのような方が小麦を摂取後に運動すると運動誘発性アナフィラキシーを引き起こすことがあります。
症状は発疹が出たり息苦しかったり様々です。昨年10月以降、計67人の報告があったようです。
いずれも軽症だが、ショック状態になり救急車で運ばれた例もあったようです。学会でも話題になってました。
食物アレルギーが肌から感作する。最近アレルギー学会で良く話題になってます。
赤ちゃんの時の湿疹を早く治すことで、皮膚からのアレルギー(経皮感作)を予防することが出来るかもしれません。
またアトピーの子は肌を治療することで食物アレルギー、喘息などの治療になるのです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110520-OYT1T01084.htm
化粧品などの製造販売業者「悠香」(福岡県大野城市)は20日、同社の「茶のしずく石鹸(せっけん)」について、特殊な小麦アレルギーを引き起こすとの報告が相次いでいることから、自主回収すると発表した。厚生労働省によると、昨年10月以降、同社の石鹸の利用者の中に、小麦アレルギーの自覚がないにもかかわらず、小麦製品を食べた直後に運動するとアレルギー症状が出る「運動誘発性アレルギー」を発症する人が相次いだ。これを受けて、同社は昨年12月、小麦成分を含まない製品に切り替えるとともに、購入者にも通知したが、その後も報告例が続いていることから、小麦成分を含む製品について自主回収を決めたという。
埼玉県内で4/11から4/17まで1件 4/18から4/23までで2件の発生がありました。これから流行するか?
下記のデータより麻疹のワクチン接種率が第3期。第4期とも伸び悩んでおり接種の必要性の啓蒙が必要と思われます。
埼玉県内における麻疹ワクチン接種率 平成21年度 (()内は平成20年度)
1期 94.7(93.2)% 2期 93.8(92.1)% 3期 84.8(86.1)% 4期 73(74.3)%
ドラマJINとタイアップしてポスターをつくったようですね。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/03/1302738.htm
麻疹は二峰性の発熱(2回発熱のピークを迎える)、カタル症状(咳鼻水がひどい)、発熱期間が長い、2回目の発熱のピーク時に発疹が出てくる(癒合傾向あり、べったりした発疹)が特徴です。早めの受診を!