10月2013

ほしこどもおとなクリニック食物アレルギー勉強会

10/9にほしこどもおとなクリニックアレルギー勉強会を開きました。数名の方が来ていただき食物アレルギーについて話しました。1.食物アレルギーの一般的な話 2.アナフィラキシーについて 3.エピペンについて 使い方など 保育士さんの講習と異なり学校・幼稚園・保育園の扱いについてということより個々のアレルギーについて重点を置いてお話ししたかったのですが時間が足りませんでした。しかし少人数の勉強会は質問が多く皆さまとても熱心でいらっしゃいました。2回目3回目と続けていきたいです。貴重な時間を割いて(しかも台風の後!)来ていただいた方々に少しでもお役にたてるよう話しましたがどうだったでしょうか?IMGP1391蘇生の勉強会も含め出張の勉強会も行いたいです。時間がなかなか難しいですが希望される方はお問い合わせください。

RSウィルス流行中

(去年と同じ文章で申し訳ないですが。。。)

RSウィルスが昨年同様この時期から流行の兆しです。外来でも見られております。

RSは小さい子(1歳以下)では細気管支炎(喘息のようにゼイゼイする)を起こすことがあります。小さい子は全身状態(呼吸や哺乳など)注意してくださいね。

RS流行。。。といずれテレビでも報道されますがRSウィルスはいわゆる風邪なのです。検査は1歳以下の小さい子かもしくは2歳以下のぜいぜいを伴う児以外はする適応はないです。((シナジス適応児(早産児、心疾患児、慢性肺疾患児)は別ですが。。最近は心疾患がない21トリソミーの児も適応になりましたね)

しかし中耳炎や肺炎を伴うこともあり全身状態注意は必要です。

482751

http://www.pref.saitama.lg.jp/site/surveillance/ryuukou.html#rs

定点当たり報告数とは、対象となる感染症について、すべての定点医療機関からの報告数を定点数で割った値のことで、言いかえると1医療機関当たりの平均報告数のこと。現在1.26なので簡単に言うと一つの診療所に週に1.26人来ました。ということです。(インフルエンザとはケタが違いますが)

尾瀬

この間の連休に尾瀬に行きました。初めての尾瀬です。友達と行く予定でしたが折り合いが合わず(僕のほうがドタキャンして)1人で行ってきました。川越を夜出て早朝に到着する0泊の強行軍でしたが天気に恵まれ素晴らしい景色を堪能できました。早朝は気温もひとけたで氷の世界を味わい、気温が上がり草紅葉を楽しみました。至仏岳や燧岳もきれいでした。昨年も夜行バスで乗鞍岳に行きました。さて来年は夜行バスでどこに行こうかな?

P1100007P1100028P1100017P1100006P1100011P1100021

アンパンマン

やなせたかしさんが亡くなられたと報道がありました。アンパンマンと言えば小児科や子育てでも欠かせないものですよね。アンパンマンを契機にお話しすることが増えたお子さんも多くいらっしゃいました。(「あああ」「あんあんあん」「ぱぱぱ」「ままま」など母音が多いのです)この方が作詞した「てのひらを太陽に」の「みんなみんな生きているんだ友達なんだ~」ってすごいい歌詞だな~としみじみ思います。優しい気持ちを持つ方なのだなと思います。僕も子どものときアンパンマンではないですがこの方の絵(挿絵?)を見ていたことが記憶に残ってます。今までもこれからもアンパンマンは子どもたちに笑顔を届けることでしょう。

253652_118941118189738_6005924_n

比企地区休日当番医

当院の比企地区休日当番医は11/23と来年の1/1です。アイチケットは使えません。直接来院し診察する形となります。9時から17時まで だいたい午前中が混雑する傾向にあります。

余談ですが院長が大学病院勤務医時代の小児科の正月の当直は昼飯を食べたのが夜の11時とか記憶にのこっております。。確かこの時は重症の入院も多く、またインフルエンザが大流行していました。正月に当直は残念ですが、地域の小児科が正月にやっていることで大学病院の受診を少しでも減らせればいいなと思います。

インフルエンザワクチン始めました

「~始めました」というと「冷やし中華始めました」とか「肉まんあんまん始めました」みたいに季節の風物詩のようですね。。「いつ接種すればいいのか」「小さい子はどうしたらいいのか」とよく質問がでます。

1.いつ接種すればいいか インフルエンザは通常1月の中旬以降にAが流行して2月~4月にBが流行します。ワクチンの効果は6カ月であるといわれており10月の接種は問題がないこと。また12月に流行した年があることなど早めの接種が勧められます。「いま流行しているから接種したい」とよく言われます。しかし小児では間隔をあけて接種が必要(3~4週が望ましい 最短でも2週間)であり、また接種後効果が出るのも2週間くらいかかかるともいわれ、1ヶ月くらい余裕をもったほうがいいのです。

2.お話ししていることは「家族(お兄ちゃんお姉ちゃん含め)が接種してインフルエンザを家に持ち込まないようにする」当たり前かもしれないですがこれが基本です。それに加え加湿をかけて、またうがいや手洗いをみんなですることです。しかし小さい子でもインフルエンザにかかることがあります。昔は卵アレルギー=ワクチン要注意といわれましたが現在はだいぶ改善しています。外国では6カ月から公費でうつことができます。日本でも外国同様安全に使用できますので希望の方は申し出てください。

目で見る妊娠と出産

院長が共同執筆(といっても1ページですが)した本が届きました。「目で見る妊娠と出産」ビジュアルシリーズで専門職ではない方でもわかりやすいと思います。(院長は早産低出生時の特徴とケアの項目を書いています)待合に置いておきます。

IMGP1359IMGP1360

実習に来ました!

IMGP1357

埼玉医科大学4年生の地域医学における体験実習で昨日今日と2日間お世話になりました。

お忙しい中ご指導いただいたスタッフの皆様には本当に感謝です。院長の星礼一先生をはじめ、ほしこどもおとなクリニックの方々はとてもやさしくてあたたかく、良い雰囲気の診療所であると感じました。

この実習を通して地域医療の実際を見ることで、地域医療に対する自分の理解が深まったと思います。