9月2016

MRワクチン、日本脳炎ワクチン

MRワクチン、日本脳炎ワクチンの流通が不安定となりました。落ち着くまでは新規の予約はできません。MRⅠ期の方は予約を取り入荷次第連絡をいたします。流行が危惧されているのにこのような状態になり大変残念に思います。ご迷惑をおかけいたします。
また10月からB型肝炎のワクチンの定期接種が始まります。予約を受け付けています。公費になのは今年の4月1日以降に生まれた方が対象になります。予防接種の枠が足りなくて予約ができない場合は午前診察終了後に接種いたします。満一歳まで公費の対象となります。現在対象の方で他のワクチンの予防接種の予約が入っている場合はその時にB型肝炎のワクチンと同時接種を行います。もしくは次回に予約いたします。よろしくお願いいたします。

MRワクチンや日本脳炎の入荷状況は逐一HPやFBもしくはブログで書いていきます。

インフルエンザワクチンの予約

インフルエンザワクチンの予約を開始しました。インターネット先行予約です。http://www.shujii.com/hoshiclinic/i/ をご覧ください。

よくある質問は妊婦さんの接種、授乳中での接種と6か月から1歳くらいまでの子についての接種についてです。問題はありません。ワクチンは重症化を防ぐ効果もあり推奨しています。子供に関しては以前は1歳以下の子は接種を控えていました。昔は0.1mlの投与でした。はっきりとした有効性がわからないともいわれてました。いまは接種量が0.25mlに増え有効性が見られるようになりました。希望があれば6か月から接種を行っています。安全に行うことができます。また、家族が接種をして家の中にインフルエンザを持ち込まない。人ごみにとどまるのは最小限にする。うがい手洗いを徹底するなどすることで小さい子にインフルエンザ接種をしないという選択肢もあります。

病児保育室ピッピからのお知らせ

毎月第4土曜日9:00~11:30で行っております病児保育室ピッピの開放ですが・・・

申し訳ありません。。。

9月はお休みさせて頂きます。

見学は利用者がいない時していただけます。

また病児保育に関するお問い合わせは

診察時間内にお電話か来院時にスタッフへ直接お願いします。

 

麻疹

7月下旬~8月上旬に千葉県松戸で10人の麻疹患者の発生のお知らせがありました。内訳は0歳児3人、1歳児3人、幼児2人、15歳以上の方3人 そのうち予防接種をされていた方は1人であったとの報告がありました。
その後 8月上旬に麻疹に感染した方が8月14日のコンサート(幕張メッセ)に出かけていた事例も報告されました。(この方は海外で感染したようです)さらに関西空港の職員も26名感染が確認されたと報道がありました。(疑いのある方も10人いるとのことです)これから流行が広まる可能性があります。
麻疹は感染力が非常に強く、抗体を持たない人が感染すればほぼ確実に発症します。感染力はきわめて強く、麻疹の免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染するとされています(インフルエンザでは1~2人)。合併症を引き起こすことがあり、致死率は1000人に1人と高い病気です。
予防接種が唯一の立ち向かう方法ですが母体由来の抗体の残存があれば免疫の獲得が難しいともいわれ6か月以降の接種となります。6か月から1歳までの間にかかると重症化することが多いとされています。希望があれば接種しますが現時点ではもう少し流行の程度を見て様子を見てもいいと思います。まずは麻疹の症状を正しく知ることと麻疹の疑いがあった場合の対処法が重要となります。

麻疹の症状は発熱や咳鼻水などの風邪症状(カタル症状)が3,4日続き少し熱が下がった後に再び高熱となりその時に発疹が出現します(二峰性の発熱)発疹ははじめ鮮紅色扁平ですが、隆起し、融合していきます。発疹が現われる1~2日前ごろに頬粘膜にやや隆起した1mm程度の小さな白色の小さな斑点(コプリック斑)が出現します。
麻疹を疑う症状がある場合は全身状態に注意するとまずは電話で相談するといいです。ほかの患者さんや市中の人に移さないようにするのも大事です。