出席停止の基準変更(インフル・おたふく)

出席停止の基準が一部変更になりました。下線が引いてあるのが変更の箇所です。おたふくは今までは耳下腺の評価だけでしたが。。随分厳しくなりました。

インフルエンザはこの基準で流行は抑えられるのか?おたふくの流行は?こどもの約30%しかおたふくワクチンを接種していないので流行を繰り返してしまうのです。ワクチンが公費になるといいのですが。。。

出席停止の基準・・・学校保健安全法施行規則第18条で定められている

◎第二種の感染症・・・病状によりにより学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めたときは、この限りでありません。

○インフルエンザ 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで

○百日咳 特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで

○麻疹 解熱後3日を経過するまで

○流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)  耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで(いままでは耳下腺の評価だけ)

○風疹 発疹が消失するまで

○水痘(みずぼうそう) すべての発疹が痂皮化するまで

○咽頭結膜熱(プール熱) 主要症状が消退した後2日を経過するまで

○結核 病状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めるまで。

○髄膜炎菌性髄膜炎 病状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めるまで。

◎第三種の感染症

流行性嘔吐下痢症、溶連菌、伝染性紅班、手足口病、マイコプラズマ感染症、ヘルパンギーナ、A型肝炎など・・・全身状態が安定していれば出席可能

参考

病  名

    具体的な感染期間

インフルエンザ

発病(発熱)後7日

咽頭結膜熱

眼、咽頭から2週間、糞便から3~4週間排泄

ムンプス

発症前5日~発症後(耳下腺腫脹後)9日

水ぼうそう

発疹出現前1日~全発疹痂皮化まで(通常7日)

風疹

発疹出現前5日~発疹出現後7日

麻疹

発疹出現前5日~発疹出現後4,5日

百日咳

カタル期~4週間

http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/idsc/disease/school1.html

コメント

コメントはこちらから

投稿

コメントフィード

トラックバックURL : http://hoshiclinic.jp/blog/wp-trackback.php?p=904