2月2015

花粉症流行の兆し

もう花粉症のシーズンになります。関東地方では前年の花粉の飛散数が少なく、2015年春の飛散数は前年の2~3倍になるといわれています。3月上旬から中旬にピークとなります。ピークの1~2週間ほど前から薬を飲むと、ピーク時の症状を軽減することができるといわれています。これを前療法といいます。希望されるかたはそろそろ受診されたほうがいいかもしれません。

花粉の対策としてはテレビなど花粉情報からその日の情報を手に入れること、マスクやメガネなどをつけ目や鼻、のどの粘膜に花粉を付着しないように予防すること。家から帰ったら手洗いや洗顔をすること。帰宅時に洋服など家の入口にかけることやピーク時は布団のそとぼしをやめるなど家に花粉を持ちこまない工夫なども有効です。花粉はほこりなどと同じなのでふわふわした綿などの洋服よりもツルツルした化繊ものの方が付着しないです。また空気洗浄機なども効果があるかもしれません

 

http://kafun.taiki.go.jp/

伝染性紅斑

日本病児保育協会より依頼があり伝染性紅斑について書かれている原稿の監修をしました。いわゆるりんご病です。ほほや手の外側にレース様紅班(正常な皮膚と紅斑が入り組んでいる・網目状)が特徴です。バルボウィルスB19が原因で胎児に感染すると胎児水種を起こすことがあります。胎児水種とは赤ちゃんが非常にむくみが強くなることで、重症例の場合胸やおなかに水がたまり心臓に負担がかかり命の危険もある病気です。風邪の症状が出た後に(小さい子は症状が出ないこともあります)紅斑が出るのですがその時期にはほとんど感染力がないので、隔離など二次感染予防の必要はありません。風邪の症状のあるウイルス排泄期には特徴的な症状を示さないので、妊婦などは、流行時期に感冒様症状の者に近づくことを避け、万一感染した場合には、胎児の状態を注意深く観察する必要があります。欧米では妊婦に感染は約0.25-1%に成立すると考えられており、その中で2-10%が胎児水腫となるとされています。

先日も何人か所見のある方が来院されました。流行すると厄介な疾患です。ワクチン開発が望まれます。

http://sickchild-care.jp/point/7524/

おしゃれな花瓶を作りましょう♪

IMGP2613(ペイント)

インフルエンザも少し落ち着いてきたように思います。少しずつ暖かくなっていくといいですね。さて、当院では月に1回 第4土曜日に「ほしクリ手作りカフェ☆」を開催します。3月は、28日13:30~ 当院2階にて行います。ペットボトルを使っておしゃれな花瓶を作りましょう♪ 小学生以上 大人お一人でもOK。クラフトや折り紙に興味のある方 少し時間ができてほっこりしたい方是非お待ちしております。少しのお菓子とあったかいコーヒーであたたまりましょう。ご参加お待ちしております♪ 費用は1人300円です。

豆の事故

2月3日は節分です。毎年書いていますが小さい子がいる家庭では豆の事故に気をつけてください。以下は転載になります。

節分で豆をまき終わったあとは、徹底して拾いきることが重要です。小分けにされた商品の封を切らずに袋ごとまいて、事故のリスクを減らしましょう。子どもが豆を口にしているのを見たら、驚かせず、泣かせず、自分で吐き出させるか、そっと口から取り出します。食べているときに、横になる、おむつを替える、歩く、走る、飛び跳ねる、ふざけて大笑いする、くすぐるなどの行為も危険です。

http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/300/180134.html

http://jspp1969.umin.jp/ind_img/cc03.pdf