夏に流行する風邪

昨日は休日当番でした。このところいわゆる“夏かぜ”が流行しています。アデノウィルスというウィルスの風邪です。アデノ=腺 という意味があり、分泌物を出すところ(目やのどや鼻、おなか)が好きなウィルスです。50種類以上あり多彩な症状があります。のどが真っ赤で白い膿が付いている、熱が4.5日続く、鼻水がひつこい、胃腸炎症状もあるなどの特徴があります。出席停止基準が定められているプール熱(咽頭結膜熱)や流行性角結膜炎(ものもらい)は現在は外来では見られませんが今後多くなってくるかもしれません。手足口病も出てきています。これからヘルパンギナ(高熱が2.3日続く)も流行るでしょう。これらの夏かぜの特徴はのどに所見が出ることです。発熱があり水分が取れないとぐったりしてきます。水分がきちんととれているかどうか?脱水になってないかなど注意が必要です。

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