舌下免疫(減感作)療法

わたしたちの体は、花粉など体に害のないものに対しても過剰に反応してしまうことがあります。これが「アレルギー」です。アレルギーの原因となる物質は「アレルゲン」と呼ばれ、花粉やほこり(ハウスダスト)、食物など、身近にあるさまざまなものが、アレルゲンとなる可能性があります。

アレルゲン免疫療法は、減感作療法とも呼ばれ、アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。アレルギー症状を治す可能性のある治療法と考えられています。花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などに対してこの治療法が行われています。

いままで当院では皮下注射による免疫(減感作)療法を行っていました。このたび舌下に投与するシダトレンを処方することが出来るようになりました。

痛みも伴わず自宅で簡便に行うことができます。副作用の症状に注意すること、投薬が長期間(3~5年)かかり、すべての患者さんに効果が期待できるわけではない(スギ花粉症に対するアレルゲン免疫療法を受けた患者さんのおよそ3人に1人は完全に治り、80%の人に効果が認められる)とされていますが、花粉症の症状から開放され完治が期待されます。投薬を希望される方は連絡してください。

http://www.torii-alg.jp/

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