いろいろなかぜ

いろいろなかぜが流行する3月。。。花粉症はピークに達しようとしています。インフルエンザB型がかなり少ない印象です。胃腸炎が多いですがロタウィルスのような長引く下痢は少ないようです。咳がひどくなるマイコプラズマが流行している小学校もあります。また熱や咳が長引く風邪も散見されています。このようなかぜはRSウィルスやヒトメタニューモウィルスかもしれません。昨年も書いたのですがヒトメタニューモウイルス感染症とは 気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症をひきおこします。1~3歳の幼児の間で流行することが多いのですが、大人にも感染します。 小児の呼吸器感染症の5~10%、大人の呼吸器感染症の2~4%は、ヒトメタニューモウイルスが原因だと考えられています。RSやヒトメタニューもウィルスもいわるゆる“かぜ”ですので積極的な検査はしません。高熱が続く、咳がひどく胸がゼイゼイしている子などは検査を行います。陽性が出れば今後の見通しがつき、強めの抗生剤は使わず経過をみることができます。
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