おたふくかぜ流行!?

現在おたふくかぜ(ムンプス)が外来で目立つようになりました。

耳下腺(耳の下の骨の下にある唾液をためるところ)に炎症が起きます。発症後1-2日で耳下腺の腫脹があります。頬の腫れは1~3日でピークに達し、その後3~7日くらいでひいていきます。発熱がみられないことがあります。ムンプスではないウィルスでも耳下腺炎をおこすことがあり反復することがあります。潜伏期は2.3週間、つまりだらだらと流行が続きます。また不顕性感染(症状をともわないのにかかっている)が多くいつのまにか抗体をもっていることがあります。

合併症が問題となります。およそ20人に1人くらいの割合で髄膜炎(ムンプス髄膜炎)を発症します。主な症状は激しい頭痛と嘔吐、発熱です。大部分は後遺症もなく治っていきます。また難聴をきたすこともあります。(20,000 例に1例程度)思春期以降に感染した男性の約20%で精巣炎・副精巣炎をひきおこします。女性で卵巣炎をおこすこともあります。稀ではありますが成人の感染は膵炎の症状も要注意です。分泌物を出すところが好きなウィルスなのです。

治療薬がなく合併症がある病気なのでワクチンで予防することが重要となります。ワクチンも1回では抗体がしっかりとつかない場合もあり2回やることをお勧めしています。(1回目から2.3年あけて)。

学校・幼稚園・保育園は耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまではお休みです。

 

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