Hibワクチン、異物混入で約130万本回収へ 接種後死亡との因果関係はない模様

サノフィパスツールが製造販売し、第一三共が販売しているインフルエンザ菌b型(ヒブ=Hib)ワクチンの添付溶剤のシリンジ内への異物混入を確認したとして、両社は13ロット130万本分を3月11日から自主回収すると発表した。サノフィパスツールでは、混入した異物は樹脂の一種とみられ、シリンジ内の無菌性の維持は確認したことなどから、「健康被害の可能性は考えにくい」としている。

同ワクチンは乾燥製剤のため、これを溶かす添付溶剤を用いて液剤にした上で投与する。同社の担当者などによると、3月2、3日に2か所の医療機関から添付溶剤の一部に異物が混入していたと報告があった。これを受け、サノフィパスツールが調査した結果、2件の異物混入が確認されたという。同社は異物混入があったシリンジ内の無菌性の維持は確認したものの、万全を期すため、異物混入があったシリンジと同一工程で製造された製品の自主回収を決めた。

Lot番号などは下記のリンク(厚生省のページ)より見ることはできます。すでに同一のLotで接種した方も心配はないようです。

Hibやプレベナーの再開についてはおそらく来週中くらいには何らかの動きがあるかどうか。。地震の影響でおくれているかもしれませんが、、

ヒブワクチン(商品名「アクトヒブ」)自主回収に関するQ&A

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/pdf/110314-1.pdf

問4 回収の対象となっているワクチンの接種を受けたのですが、大丈夫でしょうか。

これまでのところ、異物の混入はこの2件以外では報告されていません。また、これまでに、異物に関連した健康被害の報告はありません。
報告されている異物の混入は、肉眼ではっきりと分かるものであり、医療機関が、この製品を接種する前に気付いて報告したものです。
このため、回収の対象となっている接種済ワクチンに異物は混入されていなかったものと考えています。
なお、異物の性質や、混入した原因等について調査が進められており、分かり次第お知らせしてまいります。

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