ワクチン2種、見合わせ継続=死亡5人の因果関係認めず-厚労省専門家会合

「明確な因果関係は認められなかった」ものの、5例をさらに詳細に調査すべきであるとして2週間後再検討会を行う予定ということです。それまで接種は見合わせです。以下はyahho newsより

小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンなどの同時接種を受けた乳幼児の死亡例が相次いで5件報告されたのを受け、厚生労働省の専門家会合(座長・松本和則独協医科大学特任教授)は8日、「接種と死亡の明確な因果関係は認められないが、さらに情報収集が必要」との意見をまとめた。
 専門家会合が安全性に関し結論を持ち越したため、同省は両ワクチンの接種を一時見合わせる措置を当面継続する。
 会合では、死亡した5人のうち3人は心臓などに持病があったほか、ワクチンの品質に問題がなかったことなどから「現段階では明確な因果関係は認められないと考えられる」とした。
 同時接種の安全性については「単独接種と比べ、有害差はないとの研究結果がある」とする意見も出たが、「判断するには情報が少ない」との指摘もあり、次回の検討課題とした。 

専門家を集めた検討会が今日行われる予定です(予防接種)

当院でも2月から同時接種を行っていました。米国など広く同時接種は行われており、またHibワクチンなどは10年以上前から日本で必要であるといわれてきたワクチンです。どのような結論になるのか。。以下はyahho newsからです。

 厚生労働省は7日、ヒブワクチンを接種した男児が、接種2日後に死亡した事例が報告されたと発表した。男児はBCGワクチンを同時接種していた。ヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチン接種後の乳幼児の死亡例はこれで5例目。同省は8日、専門家を集めた検討会を開催し検証する。
 同省によると、死亡したのは宮崎県都城市の生後6カ月未満の男児。2月4日にワクチンを接種し、同6日に死亡した。心臓などに持病があり、報告した医師は、ワクチンと死亡との因果関係について「評価不能」と説明しているという。(時事通信)

接種見合わせについて「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会代表、日本赤十字社医療センター小児科顧問:薗部友良先生がコメントを出しています
http://www.know-vpd.jp/news/811.php