停電中の対応(3/18以降最新情報)

停電がなければ通常通りとなります。停電の場合は診察時間内は基本的に診察は行いますが処方に制限がかかります。(慢性疾患:1週間 感冒薬他:2,3日分)事務手続きは後日となります。状況によってはトリアージを行いますので待ち時間順番など前後する可能性もあります。可能な方は停電時間外の診察をお願いいたします。

郵便番号から計画停電グループ検索
http://nyatta.com/rinban/

今までは停電=休診あつかいとコメントしていたので方針が異なります。地域のために、、、と考えて、できる限りのことをやっていきたいと思ってます。今日は5時を過ぎると太陽光発電も使えず診療所も暗くなりました。。。が小児科内科は聴診器とペンライトがあれば診察はできます!大変な状況ですがみなさん頑張っていきましょう。

不活化ポリオワクチン導入について

以下の理由から不活化ポリオ導入を予定してます。輸入になるので1ヶ月後(5月)からとなります。公費にならず費用がかかります。費用はまだ未定です。また健康被害救済制度はありません。(輸入ワクチン副作用被害救済制度はあります)。接種希望の方は連絡をください。

●ワクチンの接種回数
ポリオワクチンの接種回数は、WHOの最低基準で3回とされていますが、日本で定期接種として受けられるのは、2回だけです。日本以外では2回の国はありません。このため、日本では抗体が不充分な人が多いといわれていて、流行国に行く場合は、最低3回、できれば4回接種する必要があります。なお、ポリオワクチンには2種類あり、日本を含むワクチン後進国では生ワクチンで、欧米などの先進国では安全性が高い不活化ワクチン(注射)です。回数の数え方は、どちらを受けても1回と数えます。
●ワクチンの安全性

生ワクチンはウイルスの毒性を弱めて作る。予防効果は高いが、接種した本人にまひ症状が出たり、他人に移したりする危険性がある。WHO(世界保健機関)は、生ワクチンでは100万人に2~4人のポリオ患者が発生すると警告している。

一方、不活化ワクチンはウイルスから毒性を取り除いて作り、接種によるポリオ発症や二次感染はない。安全性の高さから、日本を除く先進国では不活化ワクチンが使われている。

http://www.know-vpd.jp/children/va_fk_polio.htm

Hibワクチン、異物混入で約130万本回収へ 接種後死亡との因果関係はない模様

サノフィパスツールが製造販売し、第一三共が販売しているインフルエンザ菌b型(ヒブ=Hib)ワクチンの添付溶剤のシリンジ内への異物混入を確認したとして、両社は13ロット130万本分を3月11日から自主回収すると発表した。サノフィパスツールでは、混入した異物は樹脂の一種とみられ、シリンジ内の無菌性の維持は確認したことなどから、「健康被害の可能性は考えにくい」としている。

同ワクチンは乾燥製剤のため、これを溶かす添付溶剤を用いて液剤にした上で投与する。同社の担当者などによると、3月2、3日に2か所の医療機関から添付溶剤の一部に異物が混入していたと報告があった。これを受け、サノフィパスツールが調査した結果、2件の異物混入が確認されたという。同社は異物混入があったシリンジ内の無菌性の維持は確認したものの、万全を期すため、異物混入があったシリンジと同一工程で製造された製品の自主回収を決めた。

Lot番号などは下記のリンク(厚生省のページ)より見ることはできます。すでに同一のLotで接種した方も心配はないようです。

Hibやプレベナーの再開についてはおそらく来週中くらいには何らかの動きがあるかどうか。。地震の影響でおくれているかもしれませんが、、

ヒブワクチン(商品名「アクトヒブ」)自主回収に関するQ&A

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/pdf/110314-1.pdf

問4 回収の対象となっているワクチンの接種を受けたのですが、大丈夫でしょうか。

これまでのところ、異物の混入はこの2件以外では報告されていません。また、これまでに、異物に関連した健康被害の報告はありません。
報告されている異物の混入は、肉眼ではっきりと分かるものであり、医療機関が、この製品を接種する前に気付いて報告したものです。
このため、回収の対象となっている接種済ワクチンに異物は混入されていなかったものと考えています。
なお、異物の性質や、混入した原因等について調査が進められており、分かり次第お知らせしてまいります。