インフルエンザ

年末からポツポツインフルエンザの患者さんが出ています。昨日の休日診療でも数名出ています。通年では学校が始まって1月中旬くらいから流行してきます。発熱してから数時間経過しないと陰性と判定される場合があるので、インフルエンザの症状(高熱・ぐったり・関節痛など)が出ても待てそうであれば、まずは安静とこまめの水分補給に努めましょう。検査を受けるタイミングには注意が必要です。発熱してすぐに来院しても検査ができないことがあります(富士ドライケム IMMUNO AG1では早期検査が可能ですが時間がたったほうが精度があがります)抗インフルエンザウイルス薬は、発症後48時間以内に服用しないと十分な効果が期待できません。抗インフルエンザウイルス薬の効果がない場合もあります。全身状態に注意して下さい。熱は上がったり下がったりすることもあります。感染拡大を防ぐため、学校保健安全法で「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」が原則的なインフルエンザによる出席停止期間と定められています。