先天性風疹症候群

発熱や発疹などの症状が出る風疹は、患者のせきやくしゃみを通じて感染し、妊娠初期の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんが心臓や耳、目などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあります。

〇風疹がこの5年間で最大の流行をみせており、その患者の8割が男性。夫へのワクチン接種が予防対策としては最善。抗体を調べるか、もしくはワクチン接種の有無を確認してください。
〇風疹HI抗体陰性あるいは16倍以下 その妊婦は産後にワクチン接種を
〇この数年の風疹流行の発端は、風疹抗体未保有の20代-40代男性が風疹予防策を行っていない風疹流行地区(インド、ベトナム、フィリピン、パプアニューギニアなど)に旅行あるいは出張して風疹感染し、帰国後同僚、家族に感染し流行となる。

当院でも風疹ワクチンを打つ人(夫)が何人かいらっしゃいました.もし心配なら採血をすれば抗体がわかりますが。。。過去にワクチンを受けてない場合は気を付けてくださいね。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130130/k10015168561000.html

風疹の流行が去年から続き、妊娠初期の女性が感染して障害がある赤ちゃんが生まれたケースが相次いで報告されていることから、厚生労働省は、妊娠を希望する女性や妊婦の家族などに予防接種を受けるよう呼びかける通知を都道府県などに出しました。