B型肝炎ワクチン

B型肝炎を予防するワクチンについて厚生労働省は、公費で接種が受けられるよう制度を見直す方針を決めたようです。早ければ再来年度・平成28年度にもB型肝炎のワクチンを公費で受けられるよう制度を見直す方針のようです。

前にもブログでB型肝炎ワクチンの必要性を書いたのですが、定期接種にいよいよなります。噂では0歳~1歳の子が対象ということです。日本でもB型肝炎のウィルスを有するキャリアが2~4%いること(外国では10%のところも)、一度感染すると慢性化しやすい(とくに6歳未満で)、癌を予防するワクチン、唾液や汗でも感染する可能性があるなど集団生活の前(なるべく早くに)接種が必要なワクチンとされていました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150115/k10014705771000.html

http://hoshiclinic.jp/blog/?p=826

2012年の時点で、183の国においてB型肝炎に対する乳幼児予防接種は定期接種の一部として行われており、79%の子どもがB型肝炎ワクチンを受けました。世界保健総会が世界的にB型肝炎の予防接種を勧める決議を採択した1992年に定期の予防接種として実施していた国は31か国であり、当時と比べ、大きく増加しました。 B型肝炎ウイルスの感染が慢性化する可能性は、感染した年齢によります。(1歳以下で感染した乳児の80%から90%で感染が慢性化します。6歳未満で感染した小児の30%から50%で感染が慢性化します。)