3月2011

ワクチン同時接種:2種、来月から再開へ 厚労省「安全性問題なし」

毎日新聞より 当院も4月1日より再開いたします。下記のリンクより厚生省のページに行けます。

当院では引き続き同時接種を推奨しますが患者さまの希望により単独接種も行います。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016yw1.html

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016yw1-img/2r98520000016yxi.pdf

厚生労働省は24日、他のワクチンと同時接種後の死亡報告が相次ぎ、3月上旬から一時見合わせていた小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンについて、4月から接種を再開する方針を決めた。心疾患など重い持病がある乳幼児については単独接種も検討し、同時接種が必要な場合には医師の判断で実施するとした。

 24日の専門家検討会で、追加報告された2例を含む計7例の死亡例を検証。このうち6例で解剖が行われ、死因は感染症や乳幼児突然死症候群などの可能性が高いと報告された。いずれも接種と死亡との明確な因果関係は認められず、ワクチンの安全性に特段の問題はないと判断した。

 米国など海外の使用実績でも、10万人に0・1~1人の割合で接種後の死亡報告があるが、死因は感染症などが大半を占め、国内の死亡割合と大きな違いはなかった。

 ヒブワクチンについては、一部製品で異物の混入が見つかり、製薬会社が一部を自主回収したが、調査の結果、針と注射筒を接着する際に誤って合成樹脂が混入したもので死亡との関連はないとした。

東松山市の東北地方太平洋沖地震に伴う義援金・救援物資の受付

以下のページに東松山市で東北地方太平洋沖地震に伴う義援金・救援物資の受付をおこなっている詳細が書かれています

当院もお水や紙おむつの救援物資の受付をおこないました

http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/conveni/living/bousai/gienkin.htm

停電中の対応(3/18以降最新情報)

停電がなければ通常通りとなります。停電の場合は診察時間内は基本的に診察は行いますが処方に制限がかかります。(慢性疾患:1週間 感冒薬他:2,3日分)事務手続きは後日となります。状況によってはトリアージを行いますので待ち時間順番など前後する可能性もあります。可能な方は停電時間外の診察をお願いいたします。

郵便番号から計画停電グループ検索
http://nyatta.com/rinban/

今までは停電=休診あつかいとコメントしていたので方針が異なります。地域のために、、、と考えて、できる限りのことをやっていきたいと思ってます。今日は5時を過ぎると太陽光発電も使えず診療所も暗くなりました。。。が小児科内科は聴診器とペンライトがあれば診察はできます!大変な状況ですがみなさん頑張っていきましょう。

不活化ポリオワクチン導入について

以下の理由から不活化ポリオ導入を予定してます。輸入になるので1ヶ月後(5月)からとなります。公費にならず費用がかかります。費用はまだ未定です。また健康被害救済制度はありません。(輸入ワクチン副作用被害救済制度はあります)。接種希望の方は連絡をください。

●ワクチンの接種回数
ポリオワクチンの接種回数は、WHOの最低基準で3回とされていますが、日本で定期接種として受けられるのは、2回だけです。日本以外では2回の国はありません。このため、日本では抗体が不充分な人が多いといわれていて、流行国に行く場合は、最低3回、できれば4回接種する必要があります。なお、ポリオワクチンには2種類あり、日本を含むワクチン後進国では生ワクチンで、欧米などの先進国では安全性が高い不活化ワクチン(注射)です。回数の数え方は、どちらを受けても1回と数えます。
●ワクチンの安全性

生ワクチンはウイルスの毒性を弱めて作る。予防効果は高いが、接種した本人にまひ症状が出たり、他人に移したりする危険性がある。WHO(世界保健機関)は、生ワクチンでは100万人に2~4人のポリオ患者が発生すると警告している。

一方、不活化ワクチンはウイルスから毒性を取り除いて作り、接種によるポリオ発症や二次感染はない。安全性の高さから、日本を除く先進国では不活化ワクチンが使われている。

http://www.know-vpd.jp/children/va_fk_polio.htm

Hibワクチン、異物混入で約130万本回収へ 接種後死亡との因果関係はない模様

サノフィパスツールが製造販売し、第一三共が販売しているインフルエンザ菌b型(ヒブ=Hib)ワクチンの添付溶剤のシリンジ内への異物混入を確認したとして、両社は13ロット130万本分を3月11日から自主回収すると発表した。サノフィパスツールでは、混入した異物は樹脂の一種とみられ、シリンジ内の無菌性の維持は確認したことなどから、「健康被害の可能性は考えにくい」としている。

同ワクチンは乾燥製剤のため、これを溶かす添付溶剤を用いて液剤にした上で投与する。同社の担当者などによると、3月2、3日に2か所の医療機関から添付溶剤の一部に異物が混入していたと報告があった。これを受け、サノフィパスツールが調査した結果、2件の異物混入が確認されたという。同社は異物混入があったシリンジ内の無菌性の維持は確認したものの、万全を期すため、異物混入があったシリンジと同一工程で製造された製品の自主回収を決めた。

Lot番号などは下記のリンク(厚生省のページ)より見ることはできます。すでに同一のLotで接種した方も心配はないようです。

Hibやプレベナーの再開についてはおそらく来週中くらいには何らかの動きがあるかどうか。。地震の影響でおくれているかもしれませんが、、

ヒブワクチン(商品名「アクトヒブ」)自主回収に関するQ&A

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/pdf/110314-1.pdf

問4 回収の対象となっているワクチンの接種を受けたのですが、大丈夫でしょうか。

これまでのところ、異物の混入はこの2件以外では報告されていません。また、これまでに、異物に関連した健康被害の報告はありません。
報告されている異物の混入は、肉眼ではっきりと分かるものであり、医療機関が、この製品を接種する前に気付いて報告したものです。
このため、回収の対象となっている接種済ワクチンに異物は混入されていなかったものと考えています。
なお、異物の性質や、混入した原因等について調査が進められており、分かり次第お知らせしてまいります。

輪番停電

本日は輪番停電が午後にくるとのことで休診とし備えてましたが停電は来ませんでした。停電が来なければ明日からは通常通りとなります。随時ホームページ、アイチケット、プログなど情報を載せていきます。

現在流行の病気はインフルエンザ 水痘 胃腸炎などでしょうか。。

話は変わりますが自分は母親が宮城の若柳出身でこどもの時はよく宮城に遊びに行ってました。地域が違いますが宮城は第二の故郷くらいに思ってました。今回の惨事につき東北の方々に対してかける言葉がみつかりません。。。

ワクチン2種、見合わせ継続=死亡5人の因果関係認めず-厚労省専門家会合

「明確な因果関係は認められなかった」ものの、5例をさらに詳細に調査すべきであるとして2週間後再検討会を行う予定ということです。それまで接種は見合わせです。以下はyahho newsより

小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンなどの同時接種を受けた乳幼児の死亡例が相次いで5件報告されたのを受け、厚生労働省の専門家会合(座長・松本和則独協医科大学特任教授)は8日、「接種と死亡の明確な因果関係は認められないが、さらに情報収集が必要」との意見をまとめた。
 専門家会合が安全性に関し結論を持ち越したため、同省は両ワクチンの接種を一時見合わせる措置を当面継続する。
 会合では、死亡した5人のうち3人は心臓などに持病があったほか、ワクチンの品質に問題がなかったことなどから「現段階では明確な因果関係は認められないと考えられる」とした。
 同時接種の安全性については「単独接種と比べ、有害差はないとの研究結果がある」とする意見も出たが、「判断するには情報が少ない」との指摘もあり、次回の検討課題とした。 

専門家を集めた検討会が今日行われる予定です(予防接種)

当院でも2月から同時接種を行っていました。米国など広く同時接種は行われており、またHibワクチンなどは10年以上前から日本で必要であるといわれてきたワクチンです。どのような結論になるのか。。以下はyahho newsからです。

 厚生労働省は7日、ヒブワクチンを接種した男児が、接種2日後に死亡した事例が報告されたと発表した。男児はBCGワクチンを同時接種していた。ヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチン接種後の乳幼児の死亡例はこれで5例目。同省は8日、専門家を集めた検討会を開催し検証する。
 同省によると、死亡したのは宮崎県都城市の生後6カ月未満の男児。2月4日にワクチンを接種し、同6日に死亡した。心臓などに持病があり、報告した医師は、ワクチンと死亡との因果関係について「評価不能」と説明しているという。(時事通信)

接種見合わせについて「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会代表、日本赤十字社医療センター小児科顧問:薗部友良先生がコメントを出しています
http://www.know-vpd.jp/news/811.php

小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて

厚労省のホームページより。4人のかたの詳細が載っています。とても残念に思います。SIDS(乳幼児突然死症候群)との関連なども考えられ調査後ワクチン接種再開になると思いますが当面は不明でありこれからどうなるか全くわかりません。また詳細が分かり次第プログなどに書いていきます。以下は厚労省のページからです。

小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)及びヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)を含む、ワクチン同時接種後の死亡例が、3月2日から本日までに4例報告されました。(概要は別添)
ワクチン接種と死亡との因果関係は、報告医によればいずれも評価不能または不明とされており、現在詳細な調査を実施しています。

このような状況から、「小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)」及び「ヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)」については、因果関係の評価を実施するまでの間、念のため、接種を一時的に見合わせることとし、自治体及び関係製造販売業者に連絡しました。

なお、今回のワクチン接種と死亡との因果関係の評価は、医薬品等安全対策部会安全対策調査会と、子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会を、早急に合同で開催し、詳細な検討を実施する予定です。

http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r98520000013zrz.html

“星”だけに…

寒さの中にも少しずつ暖かな陽ざしを感じる日も増えてきましたね。もうすぐ春です。

夜空ではまだ冬の星座たちが主役です。私は昔から星が好きでよく空を見ます☆最近ではおとなも楽しめるプラネタリウムも増えています。

皆さんも夜空を見て星の観察してみては?事務の坂本でした!